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海外旅行で食中毒にならないための英語(2ページ目)

食中毒はいまや、夏どきだけの問題ではなくなってきました。海外旅行でも、不安な食べ物を避ける方法、また万が一病気になったときに症状を訴えるための英語をご紹介します。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

「よく火を通してください」と言うには?

ice  
飲み物の氷を抜いてもらうのを忘れずに
海外旅行で食中毒にならないためには、まず、「生もの」と「生水」を避けること。「生の食べ物」はraw foodですが、それでは「生水」は? あいにくraw water ではなく、「水道水」という意味のtap waterを使います。旅行中はtap waterは避け、必ずmineral waterを飲むようにしましょう。

ところで、水はmineralでも、あいにく氷がtap waterだったりします。そこで、お腹の調子に不安がある人は、飲み物を頼むときに、こんな風に言っておきます。

No ice, please.
(ノウアイス、プリーズ/氷なしでお願いします)

raw foodについては、「海外では生のものは食べないから大丈夫」と思ってしまいがちですが、気をつけてほしいのがサラダやフルーツ。体調の悪いときは、避けたほうがいいですね。レストランでメニューを選ぶとき、I don't have raw food.(生ものは食べないんです)と言ってもいいのですが、英語ではcookに「加熱調理する」という意味があるので、例えばこんな風に伝えてみてはどうでしょうか。

I'll have cooked salad.
(アイルハヴククトサラド/加熱調理されたサラダにします)

これまであまり生のものを食べなかった欧米でも、最近はnon-cooked(加熱調理していない)、もしくはhalf-cooked(完全に火を通していない)料理は健康によいという風潮が出てきたようです。「よく焼いてくださいね」という希望を伝えるには、こんな風に頼んでみましょう。

I'd like it well-cooked.
(アイドライキトウェルククト/よく火を通してくださいね)

なお、同じものを食べても調子が悪くなる人とそうでない人がいるように、食あたりには体質や体調も大きくかかわってきます。暴飲暴食を避け、よく寝てよく休むように心がけることも、大切な予防の一環ですね。

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