アイスクリームを英語で注文する際のフレーズとは?
アイスクリームを英語で頼むときのフレーズとは?
最近はアイスの種類を選ぶだけでなく、ナッツやフルーツ、ケーキ、ゼリーなど、自分の好みのものをアレンジしてもらえるところが増えてきましたよね。そこで、旅先でおいしいアイスを上手に頼むコツをお教えします。
アイスクリームのサイズを英語で伝えよう!
まずice creamという言葉ですが、iceだけだと「氷」になってしまうので、必ずcreamという語をつけます。また、英語には「ソフトクリーム」という言い方がなく、あのぐるぐると渦巻き状のものも、普通にice creamと呼びます。特に区別したい場合は、soft serve ice creamという言い方をすることもあります。普通のアイスの場合、「1すくい」は1 scoop(ワンスクープ)と言い(scoopは「すくうこと」という意味)、coneかcupで食べますね。coneは「直円錐」という意味で、あのコーンの形を指しています。「とうもろこし」のcornとはつづりも発音も違うので要注意。coneはsugar coneと呼ばれるウエハースタイプのものが多いようですが、最近は waffle cone(ワッフル・コーン)、カリカリとした塩味のpretzel cone(プレッツェル・コーン)など、いろいろ種類があります。
ちなみにサイズはscoopで数えてsingle(シングル。1個)、double(ダブル。2個)のように言いますが、アメリカの有名店Cold Stone Creamery(コールド・ストーン・クリーマリー)では、次のような独特の呼び方を使っています。
- Like It(ライクイット):5 ounce(約142.5グラム)
- Love It(ラブイット):8 ounce(約228グラム)
- Gotta Have It(ガッタハブイット):12 ounce(約342グラム)
likeが「好き」でloveが「大好き」だとすると、gotta have(=have to)は「食べなきゃ!」という強い気持ちを表すので、その分量が多くなるというわけですね。
アイスクリームを試食するときの英語の例文
日本のアイスクリームショップと同じように、海外でも実にたくさんの種類があり、しかも季節ごとに新しい味が登場したりします。日本で見かけないものとしては、例えばこんなflavor(フレーバー、味)をチェック。■Chocolate Chip Cookie Dough(チョコレートチップ・クッキー・ドウ)
dough(ドウ)とはパンやクッキーの「生地」のことで、アイスの中にチョコチップ・クッキーの生地が混じっています。
■Pink Bubblegum(ピンク・バブルガム)
bubblegum(バブル)とは「風船ガム」のこと。Baskin Robbins(日本の「サーティワン」)の、一部のアメリカ店舗で売っています。本当に風船ガムが入っています。
■Premium Churned Light(プレミアム・チャーンド・ライト)
churnedは「かくはんした」。これもBaskin Robbinsのアイスで、クリームをかくはんしてふわふわした食感を出しているようです。一方で、カロリーを減らしているためlightと呼んでいます。
なお、最近は日本にもあるようですが、アメリカのアイスクリームショップではtasting(試食)が一般的。日本人としてはちょっと言いだしにくいかもしれませんが、アメリカでは2つ、3つと試してみるのも、ごく普通のことです。頼み方は簡単、試食したいものを指差しながら、こんな風に言ってみましょう。
Can I try this?(キャナイトライディス/これを試食してもいいですか?)
食べた後は、できれば、こんな風に味の感想を言ってみるといいですね。
- This is good!(ディスィズグド/これおいしいですね!)
- This is too rich for me.(ディスィズトゥーリチフォミ/私にはこってりし過ぎです)
- This is not what I expected.(ディスィズナトワタイクスペクティド/期待してたのと違いました)
flavorが決まったとして、いよいよ注文です。レストランのオーダーと同じ、I'll have ~を使って頼んでみましょう。
I'll have a single, chocolate chip cookie dough with waffle cone, please.(アイルハヴァチョカラチプクキードウィズワフルコウン/チョコレート・チップ・クッキー・ドウをシングル、ワッフルコーンでお願いします)
double(ダブル)のときは、a double, vanilla and chocolate chip with sugar cone(バニラとチョコレート・チップをダブル、普通のコーンで)のように頼めばいいですね。アメリカではtriple(トリプル)なんていうのも普通ですから、せひこの機会に試してみましょう!
【関連記事】