「魚料理」の英語メニューを読む!
「魚料理」の英語メニューを読む!
西洋人が好きな魚の種類は?
flounderとは、例えばこんな魚
■cod(タラ)
■trout(マス)
■sole(舌平目)
■tuna(マグロ)
■sea bass(シーバス/bassは「スズキ」)
■swordfish(メカジキ)
■haddock(コダラ)
こうして見ると、淡白な白身の魚が好まれることがわかりますね。あと、日本でおなじみsalmon(サケ)はすごく人気があります。なお、ヒラメやカレイのような大型の魚はあまり厳密に区別せずflounderとかhalibutといった総称で呼ぶことがあります。
さて、西洋料理では、貝類(shellfish)も魚と同じくらい重要な役割を果たしています。次の名前は、ぜひ覚えておいたほうがいいでしょう。
■scallop(ホタテ貝)
■oyster(カキ)
■mussel(ムール貝)
■clam(ハマグリ、アサリ)
■conch(ホラ貝)
■abalone(アワビ)
同じseafoodで言うと、「カニ」はご存じcrabですね。ちなみにエビは、小さいのがshrimp、エビフライに使うくらいのものがprawn、大きいのがlobsterです。伊勢エビくらいのものをcrawfishと呼ぶこともあります。
なお、fishは単複同形で複数形はfishesではなくfish……と学校で習ったかと思いますが、実はfishesという形で使われることもあるのです。例えば、fishes in the seaと言えば、「海の中にいる(いろいろな種類の)魚」ということになります。
最近流行の料理もチェック
西洋人お得意のstuffed(詰め物をした)料理。oyster(カキ)がよく使われます |
■pan-seared(フライパンで焼いた)
表面に軽く焦げ目をつけて焼いた感じ。
■smoked(燻製の)
代表的なのがsmoked salmon(スモーク・サーモン)。smoke[スモウク]ではなくsmoked[スモウクト]となるところに注意!
■steamed(蒸した)
steamed abalone(蒸しアワビ)なんていうメニューがあります。ちなみに「アルミホイル」はfoilなので「ホイルの蒸し焼き」はsteamed in foil。
■marinated(マリネの)
marinated salmon(サーモンのマリネ)などがよく知られています。酢漬けのようなものが思い浮かびますが、marinateは基本的に「漬ける」ということなので、marinated in lime juice(ライムジュース漬け)、marinated in yogurt(ヨーグルト漬け)なんていうのもあります。
■braised(蒸し煮した)
日本ではフランス語から来た「ブレーゼ」という言い方で知られているかも。水をあまり加えずに煮込む方法です。
■stuffed(詰め物をした)
魚介類の中身を取り出して、野菜などと一緒に料理をしてまた詰めたもの。肉でもよくstuffedは出てきますね。
衣をつけてカリカリに揚げたものはcrunchyまたはcrispyと言ったりするので、覚えておくと便利。あと、quiche(キッシュ。パイの一種)、casserole(キャセロール、鍋ごと蒸し焼きにする)など、魚介類をよく使う料理の名前を覚えておくといいですね。
アメリカでは、最近はクレオール料理や中南米の料理であるjambalaya(ジャンバラヤ。チャーハンのようなもの)、enchilada(エンチラーダ。具を平たいパンで包む)といった名前もよく見かけます。旅行する前に、こんな新しい料理もチェックしておくといいですね!
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