ラマダン中の挨拶や使える英語
ラマダン中の挨拶や使える英語
ラマダン中の挨拶は?
ラマダン中は夜の街を豪華に飾ります(c)madmonk |
■Happy Ramadan!
(ハッピーラマダン!/ラマダンおめでとう!)
ほかにも、
など、英語で言う場合は、お祝いの定番表現を使うことになります。ラマダンカードを送ることができるホームページもあるので、イスラム教国に知り合いのいる人は、試してみてはいかがでしょうか。I wish you a blessed Ramadan.(よいラマダンを迎えられますように)
I hope you will have a great Ramadan!(素晴らしいラマダンだといいですね!)
Ramadan Greetings.com
さて、実際にイスラム教国を旅した場合、大きな都市や観光地ならばよいのですが、地方の小さな町に行った場合、昼間はレストランや食べ物を売るお店がどこも開いていない…なんていうこともあるかもしれません。そんなとき使える表現はコレ。
■Do you know a restaurant which is open during the daytime?
(ドゥユノウアレストランウィチィズオウプンドュアリングザデイタイム/昼間開いているレストランを知っていますか)
イスラム教国の人たちは、「イスラム教徒とそうでない人では、生活が違う」ということをしっかり承知しているので、「飲食していると地元の人に悪いのでは」と遠慮する必要はありません。体調を崩すことのないよう、食事はしっかり取りましょう。■Where can I buy some food or drink?
(ウェアキャナイバイサムフードァドリンク/どこで食べ物や飲み物を買えますか)
日中は断食を行うという、イスラム教国独特の習慣、ラマダン。地元の人たちは、昼間は何となく活気がない感じですが、飲み食いできる夜になると、がぜん元気になります。ホテルの人や現地のガイドさんと話す機会などあれば、ラマダンについていろいろ聞いてみましょう。
ラマダン期間、日没後に使える英語
赤い布は、祝日のお祝い(c)lambo |
■What time is your dinner?
(ワタイムイズュアディナー/夕食は何時なんですか?)
ラマダン中は最初の食事をしていい時間が決められていて、どこの家庭でも、その時間に一斉に食べ始めるのです(勤め人も、その時間にはたいてい家に帰ってしまいます…)。ちなみに、このdinner(夕食)は厳密には1日の最初の食事、breakfast(朝食)でもあります。fastはそもそも「断食」という意味で、breakfastは「断食を破る食事」なんですね!
さらに、ラマダンの最中には特別なお祝いの食べ物があるので、こんな風に聞いてみてもいいかもしれません。
■What do you usually eat during Ramadan?
(ワドゥユーユージュアリートドュアリンラマダン/ラマダン中はいつも何を食べるんですか?)
エジプトでは、干したナツメヤシやバクラバという砂糖たっぷりのお菓子をよく食べています(何も食べられない昼間に向けて、カロリーを蓄えるためだそうですが)。日中はさすがにちょっとお疲れかも? と思ったら、こんな風に声をかけてあげてもいいかもしれません。
■It must be hard for you.
(イトマストビハードフォユー/きっと大変なんでしょうね)
ラマダン中は、あまり働く気が起きないものですが、お客さんの側がこうやって思いやりを示すと、多少はやる気を出すきっかけになるかもしれません。
ちなみにこのラマダン、太陰暦に基づいているので、毎年時期が変わります。しかも、月の満ち欠けを観察しながら開始を決めるので、漠然とした予定しか立たないのです。実際ラマダンがはじまると、全世界のテレビやインターネットで「ラマダン始まる!」というニュースが流れるので、ぜひ注意して見ていてください。
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