旅のしおり作り! 旅行の「日程表」を英語で書いてみよう!
持ち物リストや日程表を英語で
ツアーに申し込むとよく出発前に「日程表」をくれますね。あれを英語ではitinerary [アイテナリ]と呼びます。現地での行動を英語で予習するために、自分のitineraryを英語で書いてみましょう。
まずは飛行機です。大事なのは便名や出発時間の情報ですね。itineraryに、こんなふうに書き込んでみましょう。
Departing from [空港名] Flight [便名] at [時間]
Arriving at [空港名] Flight [便名] at [時間]
Departing from ~は「~から出発」、Arriving at ~は「~に到着」ということ。1つの都市に国際空港が2つ以上あることもあるので、念のため都市名ではなく空港名で書いておくといいでしょう。便名はUA277(ユナイテッド航空277便)のように、航空会社のコードと便ナンバーで表します。空港に行ったら便名は自分が乗る飛行機を見つけるための重要なキーワードになります。できれば覚えておくといいですね。
次に、現地での行動は、こんなふうに書いておきます。
Shopping at [場所、店名](~で買い物)
Lunch / Dinner at [場所、店名](~でランチ/ディナー)
Visiting [場所、見どころの名称](~を訪れる)
このほか、自分のやりたいことをこういうふうにメモしておいてもいいですね。
Looking for a jade pendant.(ヒスイのペンダントを探す)
Buying a present for my sister.(姉/妹へのおみやげを買う)
Taking a tram for the Valley.(ヴァレーまでトラムに乗る)
-ingは動名詞で「~すること」といった感じです。I'll~やI'm going to~としてもかまいません。行く場所の名前を書くだけでなく、必ず行動を表す動詞や名詞をつけておくようにしましょう。
こちらに英語で書いた日程表のサンプルを用意したので、ご覧になってみてください。持ち物リストもついています。
日程表/持ち物リストサンプル(PDFファイル)ダウンロード
次にpacking list(持ち物リスト)について説明しますので、このサンプルを見ながらどうぞ。
持ち物リストを英語で作ろう
「雨具はいるかな?」「電池は何本?」なんて考えている人もいるでしょう。それを英語でやってみると、モノの名前を覚える練習になります。万が一カバンを紛失したりした場合も、packing list(持ち物リスト)を英語で作っておけば、届出がスムーズに進みます。Passport(パスポート)やCredit card(クレジットカード)などは誰もが知っているでしょうが、ごく身近なもので、意外にその言い方を知らないことがよくあります。例えば、次のうちいくつご存じですか?
Flashlight(懐中電灯)
Toothbrush(歯ブラシ)
Toothpaste(歯磨き粉)
Fingernail clippers(爪切り)
Lip balm(リップクリーム)
Sewing kit(縫い物セット)
このほか女性なら、cosmetics(化粧品)やsunscreen / sun block(日焼け止め)も欠かせないところですね。自分が持って行きたいものの名前がわからないとき、たいてい和英辞書を引くと思いますが、辞書に載っている語が、必ずしもイメージするものを表すとは限りません。例えば、日本では真夏のときに真冬になるオーストラリアに行くので、マフラーを持っていこうかと思ったとします。「マフラー」は、和英辞書にもあるmufflerでよいのでしょうか。
こういうときに、いい手段があります。Googleのイメージ検索で、mufflerを引いてみるのです。するとビックリ、出てくるのは車の備品のようなものばっかり?! 実はmufflerは「車の消音器(マフラー)」の意味を表すことが多く、日本語の「マフラー」に該当する英語はscarfなのです(この語も和英辞書に載っています)。
ぜひこの方法を使って、自分の持って行きたいものを表す正しい英語を見つけてください。なお、こちらにitineraryとpacking listの空欄のままのものを用意したので、ぜひプリントアウトして書き込みながら練習してみてください。
日程表/持ち物リスト空欄つきサンプル(PDFファイル)ダウンロード
これを参考に、ぜひご自分なりのitineraryとpacking listを作ってみていただければと思います。
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