ワールドカップで使える英語例文
サッカーの競技場はgroundではなくfield
「がんばれ!」を英語で言うと?
日本語の「がんばれ!」はどんなときでも使える便利な表現ですが、英語では状況によって表現を使い分けなければなりません。■Go for it!(ゴウフォイト/がんばれ!)
「行け!」「進め!」といった感じです。応援しているチームが点を取れそうなときにピッタリの言い方ですね。
■Hang in there!(ハンギンゼア/がんばれ!)
なかなか点が取れないとき、もしくは相手の執拗な攻撃を受けて苦戦しているとき、「がんばれ! こらえろ!」というような言い方です。hangは「ぶら下がる」「しがみつく」といった意味で、Hang in there!は「そこにしがみついていろ」といったようなニュアンスですね。
■Keep it up!(キーピタプ/がんばれ!)
応援チームが優勢のとき、「いいぞ、その調子だ!」という感じで使えます。うまく点が取れそうなとき、「その調子でゴールしろ!」といったニュアンスにもなりますね。
それでは、ゴールしたときの「やった!」はどう言えばいいでしょうか。逆に点を取られたときがっかりした気持ちを表す言い方も練習してみましょう。
■Yes!(イエス!/やった!)
こぶしをにぎりしめてYes!と叫ぶ姿、最近日本のテレビ番組でも見かけますね。「よし!」という気持ちを簡潔に表すための言い方です。
■All right!(オールライト!/やった!)
Yes!よりもう少し冷静で、「よくやった!」「いいぞ!」という感じです。All right.はAllを強く言うと「わかった、いいですよ」という承諾の返事になるので、ここではrightを強く言うようにしてください。
■Oh, no!(オウノウ!/あーあ!)
「あーダメだ!」という表現。シンプルですが、もっともよく使います。「オーウノーウ」と伸ばすと、さらにそれらしくなります。boyという言葉を使って、Oh, boy!(オウボイ/あーあ)と言うこともあります。このときのboyに「男の子」という意味はありません。
なお、日本語の「フレー!」という言い方は英語Hurray!から来ていて、英語でもHurray! Hurray!と言います。ただしこれは「がんばれ!」というより「ばんざい!」という感じになるので、ゴールが決まった後などに使うのがいいでしょう。
「シュート」はshootではない?!
「選手」はplayerでOK
■shot(シャト/シュート)
shootは「撃つ」という動詞で、日本語の「シュート」に対応するのは名詞のshotになります。
■header(ヘダー/ヘディングシュート)
「ヘディング」(heading)は和製英語。英語ではheaderという語を使います。
■score(スコア/ゴールを決める)
「ゴール」はそのままgoal(発音は「ゴウル」)でいいのですが、「ゴールを決める」はscoreです。score a goalと言うこともあります。
■first half(ファーストハーフ/前半戦)、second half(セカンドハーフ/後半戦)
英語では「最初の半分」「2つ目の半分」という言い方をします。これはさまざまなスポーツに共通の言い方です。
■injury time(インジュアリータイム/ロスタイム)
injuryは「けが、損傷」といった意味ですが、「損なわれた時間」というようなイメージでこう言うのかもしれません。
■be ejected(ビーイジェクテド/退場になる)
「彼は退場になった」はHe was ejected.と言います。yellow card(イエローカード)、red card(レッドカード)は日本語と同じ。
ちなみに「サッカー」はアメリカではsoccer、イギリスではfootballと習いますが、強豪であるヨーロッパの国々ではイギリス英語を使っていることが多いので、ワールドカップではfootballという言葉を耳にすることが多いと思います。
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