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海外旅行で英語がしゃべれるようになるためのコツは? トラベル英会話の3つの極意(3ページ目)

「海外旅行で英語がしゃべれるようになるには、どうしたらいいの?」って、誰もが思いますよね。ここでは、フレーズ集を有効に使うための学習のポイントや心構えなどをご紹介します。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

「万能フレーズ」を知る

トラベル英会話の本でCan I have some beer?(キャナイハヴサムビア)だけ覚えていくと、その後We have only Budweiser. Is that all right?(ウィハヴオウンリバドワイザ。イズザットオールライト/バドワイザーしかありませんが、よろしいですか?)なんて聞かれたときに、頭の中が真っ白になってしまいます。

西洋のサービスには「お客様の便宜を無言で推し量る」という美徳がないので、「○○してもよろしいでしょうか?」「○○いたしましょうか?」と、日本人にしてみれば「いちいち聞かなくてもいいのに」と思えることを、その都度聞いてきます。そんなときに便利なのが、Thank you!やOK!です(Yes.は使い方が難しいので、あまり使わないほうがいいのです)。

相手に悪意がないかぎり、たとえ言っていることがわからなくても、Thank you!とOK!でたいてい乗り切れます。例えば朝食のテーブルで、

客:Can I have another coffee?

(キャナイハヴアナザコーフィ/コーヒーのお代わりをもらえますか?)
店員:Sure. Would you like some more bread?
(シュア。ウッドューライクサムモアブレド/はい。パンはもう少しいかがですか?)
客:Thank you!(ありがとう!)

この最後のThank you!さえ言えれば、「ああ、私ってなんて英語が話せないの!」というつらさが、だいぶ解消されますね。

【具体的な練習方法】
このコツは、実行あるのみです。

■日本式の「ええ」をYes.というクセをやめる。
(「~しないんですか」と聞かれたときにYes.というと「します」という返事になってしまいます)

■Wine or beer?(ワインノアビア/ワインですか、ビールですか)のように、選択肢を挙げる質問に注意する。
(この手の質問はたいてい名詞がはっきり聞こえるので、わりとわかりやすのですが)

さらに、Thank you!とOK!だけじゃあまりにも単調、と思ったら、

That's fine.(ザッツファイン/それでいいです)
No problem.(ノウプロブラム/かまいません)

など、バリエーションを増やしていってくださいね。
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