光を味方にするキレイ技3つのポイント
光を味方にするキレイ技はたった3つ。「場所」「顔の角度」「服の色」です。位置が違うと印象も変わります。 |
サイドだと身体のラインが目立ちます。 |
左側の二枚の写真、真ん中のAさんを御覧下さい。写真のサイズやAさんの位置によっても印象の異なるものとなります。一般的に、センター写真は、身体のパーツが目立つものに。サイドの写真は身体のラインが目立つものになります。
また、屋外の場合、太陽を背にすると「逆光」となり、顔は影になり表情が分からないものとなります。光が横から差している場合は、強い光が一方向より直接当たると顔が影でまだらになり、怖い表情になってしまいます。こんな時は、横から直接光が当たらないように反対側に場所取りをします。
最近、デジカメが普及し、フィルムを使う撮影が少なくなりましたが、フィルムで撮影する場合、特に使い捨てカメラの場合などは、その特性から、端に行くほど膨張する傾向にありますので、端は避けます。
前髪で顔に影が落ち、実際より老けて見えてしまいます。 |
すっきり前髪で表情も明るく。顔に余計な影を落とさないのがコツです。 |
光の当たり方を考慮して、顔の角度を決定します。メガネの場合、光ってしまいますから、屋外で撮影したりフラッシュを使う場合は外したほうが良いでしょう。また、前髪が長すぎると顔全体が影となり暗くなってしまい、折角の表情が台無しになりますので、気をつけます。
また、強い光が正面から当たると目が細くなり、表情も険しくなります。なるべく一定方向からの強い光を浴びないように顔の向きを工夫しましょう。小顔に見せるためにアゴを引きすぎても、かえって目の下のたるみやクマなどが目だってしまうので注意が必要です。(上手なアゴの表情についてはコチラをご参考に!)
服の色により印象も変わりますね。 |
明るい色の服、得に白い服は光を反射し、レフ板代わりになりますので顔色のくすみを軽減してくれます。しかし、全身写真や顔の引き締まり効果は、「黒い服」のほうが大きいといえます。免許証など証明写真の写真は光などの関係から「黒い服」が良いとされている場合もあります。
楽しい想い出よ、永遠に!
楽しい表情を沢山残しましょう。 |
実は、育児中のママが一番写真を撮られる機会が多いのではないかと思うのです。可愛いわが子の成長の様子を写真におさめたい。と願い、自ずとシャッターを押す機会も増えてしまいます。子供を持つ彼女達の傾向は二つに分かれます。とことん良い角度を追求して写真美人になるタイプと、写真映りが悪いというコンプレックスから写真にあまり写らないタイプ。写真写りにコンプレックスがある人こそ、今回の方法、是非、実践してみて頂きたいです。
写真には、その時の場の雰囲気が現れます。キメの顔ばかりではなく、雰囲気が伝わってくる写真も後では良い思い出になります。ポイントをちょっぴり頭の片隅に入れておくだけで、写真映りが随分違うものになりますよ。
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