ワインを愛でるフランス語
ロゼワインの様々な色彩 |
須藤:例えば赤の場合は、わずかに紫がかっている若々しいイメージの赤は rubis(リュビ/ルビー色)、ルビーよりは少し濃い印象の赤は、grenat(グルナ/ガーネット色)といいます。熟成を重ねた褐色を帯びた赤はrouge brun(ルージュ ブラン)。白ですと、jaune très pâle (ジョーヌ トレ パール/薄い黄色)とか、jaune vert(ジョーヌ ヴェール/青みがかった黄色)とか。
越智:うわ、この繊細な感覚、「当然!」と言ってしまえばそれまでですが、これはもうフランス語以前の問題ですね~(笑)。きっと香りの表現もたくさんあるんでしょうね。
須藤:ええ、香りにはarômes des fruits(アロム デ フリュイ/果実の香り)、sous-bois(ス ブワ/土の香り)、senteurs d'épices(サントゥール デピス/香辛料の香り)など、その表現はバラエティ豊かで多岐に渡ります。私も日々勉強中の身です(汗)。
越智:確かに、かなりの努力が要求されそうですね。
もっとワインやチーズと仲良くなる方法
ワインを知るためにはまず葡萄から |
イマイチどんな風に選んだらいいかわからないという初心者の方のために「ワインやチーズともっと仲良くなる」ためのアドヴァイスをいただけますでしょうか?
須藤:よくワイン名は難しいから覚えられないと聞きます。無数にあるワイン名をただ覚えるのは確かに大変ですよね。
ですので、品種を覚えることをお勧めします。食用ぶどうですと巨峰・甲斐路、ピオーネなど皆さん好きな品種が浮かばれるのではないでしょうか?飲用ぶどうも同じ感覚で、飲んでみて「Cabernet Sauvignon」「Pinot noir(ピノ・ノワール)」など、ご自分の好きな品種を覚えていってください。
また、チーズは形状、色さまざまで想像できないですよね。是非積極的に試食をしてみてください。百貨店など催事スペース、またチーズのミニセミナーなどに参加することをお勧めします。知らないうちに、自然にワインやチーズがテーブルに並ぶ様になりますよ!
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