フランスへの留学、仕事。さらには、フランスでの結婚、子育て。フランス語学習者にとってはとっても興味深い人生ですよね。今回は、そんな人生を選択された気になる先輩として、人気メルマガ「み~さの12秒フランス語」の発行者としてもお馴染みのみ~ささんに、直撃インタビューしてみました。

【SOMMAIRE】
フランス留学と語学習得の道のり…1P
フランス人との結婚・子育て…2P
フランス語と共に歩き続ける今…3P

夢を追いかけてフランスへ!気になるフランス語の勉強方法は?

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メルマガも大人気「み~さの12秒フランス語」

越智:どういうきっかけで、フランスに行かれたのか教えていただけますか?

み~さ:パリに来たきっかけは、映画学校への留学です。初めの1年はトゥール、ソルボンヌ、パリカトの、語学学校、文明講座に通いました。

越智:まずは、映画学校への入学前に語学学校に行かれたわけですね。日本にいる頃からフランス語のお勉強はされてたのですか?

み~さ:留学を決めた時は、学生でした。フランス語は全く触れた事もなかったので、学校を卒業してから、アルバイトをしつつ、3ヶ月間、日本のフランス語学校の集中コースに通いました。このクラスはとってもきつかったので1期でリタイアしてしまいましたが、今になって、とっても自分の身になっていると実感しています。

その後は、別のフランス語講座に申し込みましたが、あまり面白くなかったので、続かず、結局、家で一人、気に入った構文の参考書を1冊仕上げました。それでも、フランスで始めての語学学校のクラスで、大学の仏文を出た人たちと、同じクラスに入れました。会話はほとんど出来ませんでしたが、文法は一通り知っていたからかな?と思います。

言えなかったことを地道に勉強!会話の習得は人とのふれあいから

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気の合う仲間とのおしゃべりは会話マスターの近道
画像協力:「み~さの12秒フランス語」

越智:文法に関しては、ほぼ独学ですか。すごいですね。ある程度文法をマスターしていくと、上級クラスにはいってしまって、会話ができなくて困るという話はよく聞きますが、その後、会話に関してはどんな風にしてマスターされたのですか?

み~さ:いたって普通に(笑)。人と話しながらです。言いたかったけど言えなかったこと、分からなかったことなど、部屋に帰って、辞書をひいてみる程度でしたので、時間がかかりました。後は、しばらくして、自分よりフランス語が話せる外国人と、付き合いだしたのが効果的だったでしょうか…。

越智:確かに会話の習得というのは、意外に地道な作業ですよね。特別に勉強されたのではなく、実生活で生きた会話を少しづつ覚えていったということですね。やはり、恋の力は強し!という感じでしょうか(笑)。その後は、すんなり映画学校に入学できたのですか?

み~さ:ええ。その後、2年間、映画の制作の学校に通いました。1年目は監督、2年目はessai videoのクラスをとり、その間、幾つか短編映画を製作しました。卒業と同時に、しばらく、フランスの映像プロダクションで、スタージュ、複数のプロダクションで仕事をしました。

順調なスタートと初心の板ばさみ


越智:卒業後も、とても順調に進んだわけですね。お仕事は楽しかったですか?

み~さ:初めは、それまで仕事をした事がなく、FAXを送る事さえ新鮮で!ただ、しばらくそんな感じでフランスでの仕事を楽しんでいたのですが、ある日、初心を思い出して、「映画を作りたい~!やりたいのはプロダクション業ではない!」と、すべてをやめて、シナリオを書くことに専念しだしました。同時に幾つか短編も製作しましたが、パリで小さな上映会で発表された程度で、とにかく長編のシナリオを完成させたかったので、特に売り込みもしませんでした。

越智:そこが、人間の業というか、おもしろいところで。み~ささんも自分自身の心の叫びに耳を傾けてしまったわけですね(笑)。でも、お仕事をやめてしまうと、金銭面でもいろいろ大変だったのでは?

み~さ:もちろん、仕事をやめてといっても、それでは生活できないので、フリーで、日本から、又はフランスから、翻訳、通訳を中心としたお仕事をいただきつつ、その日暮らしをしておりました。シナリオも日本の先生に師事したり、企画書を提出したり、いろいろやっていましたが、これ!といった、芽が出ないまま月日はたち、年齢が気になる歳になってきたので、何かを変えないと!焦るようになりました。

次ページでは、焦りを幸せに変える底力!結婚・出産編をお届けします。