フランスは街並がとっても美しい!心はずむウキウキお散歩は、フランス旅行には欠かせません。けれど、素敵な景色や待ち行く人々にボーっと見とれていると、気がつくと「ここはどこ?」ということも。今回は、道に迷ってしまったとき、トイレに行きたくて困ってしまったときなどに使える表現をお勉強しましょう。サバイバル基本編とちょっとセレブに応用編をおおくりします。
基本パターン1:Où est ~?
メトロ路線図をあしらった13区のアパルトマン |
フランス語で「どこ」という意味を表す疑問詞はOù (ウ)です。「u」の上には、accent grave(アクサン・グラーヴ)がつきます。この「Où」を使って、地図などを指さして、Où ça ? (ウ サ)と聞くこともできますが、基本パターンとしては、フランス語のbe動詞にあたるêtre(エートル)の三人称単数形であるest(エ)を使って、Où est ~?(ウ エ ~?)を覚えておきましょう。
また、「ある」という意味をもつ動詞se trouver(ス トゥルベ)を使って、Où se trouve ~?(ウ ス トゥルヴ ~?)とすることもできます。後は、聞きたい場所の単語を入れて使ってください。
例えばルーブル美術館に行きたいときは、Où est le musée du Louvre ?(ウ エ ル ミュゼ デュ ルーヴル)?、「ミロのビーナス」のありかを聞きたい場合には、Où est la Vénus de Milo ?(ウ エ ラ ヴェニュス ドゥ ミロ)?といった具合です。まあ、「ミロのビーナス」に関しては、ルーヴルに行けば写真で表示されていますのですぐわかりますが、お好きな作品名を入れてその場所を聞くことができるということは覚えておきたいですね。
以下に、いくつかパリの人気スポットのフランス語名をあげておきますので、フランス語既習者の方も、冠詞の有無などしっかりチェックしておいてください。
基本パターン2: トイレの場所をたずねよう!
パリのオートマティック公衆トイレSanisette |
トイレは一般的にles toilettes(レ トゥワレトゥ)と複数でいいますから、基本パターンでみたOù est ~?(ウ エ ~?)という表現は使えません。フランス語には動詞の活用があるので、複数の場合は先ほどみた英語のbe動詞にあたるêtre(エートル)の三人称複数形であるsont(ソン)を使うことになります。
聞きたい場所が単数である場合には、Où est ~?(ウ エ ~?)、複数である場合にはOù sont ~?(ウ ソン ~?)で聞きましょう。
次ページは、この表現で差をつけよう!「応用編」をお届けします。