それでは、Halloweenの是非についての様々な意見を知ることができるフランス語サイトtête â modelerのページからいくつかご意見をご紹介しましょう。

だから私は、Halloweenに賛成!

Ce n'est pas une fête américaine mais celtique.
(Halloweenはアメリカのお祭りではなくて、ケルトのお祭りだから。)

Halloweenは「アメリカンコマーシャリズムの侵略だ!」などという議論に対してはもってこいの反論です。今でこそアメリカの伝統的なお祭りというイメージがあるHalloweenですが、はるか2000年前にケルト人が、来るべき新年(11/1)を祝うために行っていたお祭りがその起源だとか。語源的にもHalloweenは、「la veille de la fête catholique de la Toussaint」(万聖節の前日)という意味だそうです。

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子供たちには人気の高いHalloween
つまり、Halloweenは長い間アメリカを旅し、やっとフランスに戻ってきたのだから、フランス文化の保存にも貢献しているのだ!という、真っ当かつ、少々こじつけ気味なご意見。実際、Halloweenで随分と儲かっている企業側もこの理屈をしっかり利用しているもよう。確かなのは、日本人はこの反論だけはできないということですね。

C'est une fête et c'est la seule de l'automne.
(Halloweenは秋にある唯一のお祭りだから。)

とっても斬新なご意見です。やはり四季おりおりお祭り騒ぎは必要であろうというアクティブな見解。一見、「そんな……。」というようなご意見ではありますが、実のところ、夏休みが終わってノエルまでのこのシーズン、お菓子の売り上げは確かに下がるのだとか。企業側もイベントが欲しいというのが、本音かもしれません。

さらに、いくつかの肯定的なご意見をまとめてみると、招待状の準備や、お料理など、パーティを開き子供たちに手伝わせることで、「いろいろな勉強になる」とか、「C'est l'occasion d'avoir un dialogue sur la vie - la mort...」(生と死に関して会話するよい機会)などというものがみられます。いずれも、子供のHalloween人気を利用して、ただのお祭り騒ぎではなく、積極的に教育にも役立てようという姿勢です。

ただ、こうした意見には、やはり「必ずしもHalloweenでなくても……。」という声が聞こえてきそうです。個人的には、子供たちが変装して「悪い子を楽しめる」というストレス発散的な要素が、最大のメリットかなとも思うのですが、みなさんは、いかがでしょうか?

次ページでは、フランス発:Halloweenを嫌いな理由をお届けしましょう。