第4位:『シリアル・ラヴァー』美女が演じる奇怪なブラックコメディ

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『シリアル・ラバー』
こちらは、先ほどとはうってかわって、なんといっても「キモ笑える(?)」度合いが、絶妙の映画。これって笑っていいシチュエーションなのだろうか?と悩みながらも、ついつい吹き出してしまうブラックコメディーです。おそらくみなさんがもたれている「シュール」というイメージに最も近い作品の一つでありましょう。

ストーリーは、35歳の誕生日を前にしたセクシーで知的な雰囲気を漂わせる美女が、結婚相手を決めるために男たちをディナーに招く。そして、そんな男たちのかなり芸術的かつ猟奇的な死、死、死!!!

「なんでそうなるの?」というくだらないシチュエーションの中で、Michele Laroque(ミシェル・ラロック)扮する女主人公Claire(クレール)が放つ「いかにもフランス女性らしい大人のオーラ」と、シニカルな表情の裏の大あわてぶりがたまらなくおかしい。

アート系と悪趣味系ギリギリのラインをいく映像センスはもちろんのこと、複数の男たちとのディナーのBGMがプラターズの「オンリー・ユー」であるということからも、すでにJames Huth(ジェームズ・ユット)監督のたぐい稀なるブリリアントなB級センスが感じられます。ただし、スプラッターものに弱い方、お食事中の方はご注意を!

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