魔法の片付け5分のレシピ:朝、片付いたリビングで一日を始める!

中級レッスンではテーブルの上からリビングという部屋全体を片付ける作業に進みます。このときに大切なこと。それは

寝る前の時間を決めて、5分だけを家族みんなで。それ以上はしない。

ということ。気負ってがんばりすぎてしまうと、長続きしません。日々の習慣にするためには、最初はハードルをぐんと下げて。片付けるのは寝る前の5分のみと割り切ります。それだけでも小さく暮らしは変わっていきます。これは子どもへの「お片づけのしつけ」にもつながりますよ。

■ステップ1:家族分のかごやボックスを用意する
まず、家族の人数分の「片付けかご」を用意します。インテリアを邪魔しないもの、持ち運びしやすいものを選びましょう。リビングが散らかるのは、物が本来あるべき場所に戻らず散乱するから。これらの物を本来あるべき場所に戻すのが「片付ける」という行為です。これを、誰かが一人で行うのではなく、物の持ち主が責任を持って戻すという習慣をつけるのが、このレッスンの目的なのです。

■ステップ2:リビングの閉店時間を決める
次にリビングの閉店時間を決めましょう。デパートやスーパーのように「閉店時間が来たら閉店準備をする」ことを家族の共通認識にしていきます。時間は各家庭でさまざまでOK。こでは、仮に9時をリビング閉店時間と設定してみます。9時になったら、「リビングは閉店です」と宣言しましょう。ここから5分が片付けタイムです。リビングにはそれぞれの部屋やクロゼットから持ち込まれて、置きっぱなしにされているものがたくさんあるはずです。自分のものは、自分の責任で一日の最後に片付ける。そのためのイベントタイムを5分だけ設定する。小さな習慣の積み重ねで、翌日の朝の風景が少しだけ変わりますよ。

散らかった物の中から自分のものを分別してまとめる。片付けの一歩はまずそこから。
散らかった物の中から自分のものを分別してまとめる。片付けの一歩はまずそこから
■ステップ3:各自それぞれの荷物をかごに入れる
閉店時間になったら、リビングで自分が散らかしたものはもとの場所へ戻してもらいます。リビング以外の場所から持ち込まれたものは、そのまま自分のかごに入れてもらいます。このとき大事なポイントは

片付けなさい! と言うのではなく、全員でいっせいに片付ける

こと。片づけが苦手な家族に「片付けろ」と指示を出しても、方法がわからなければ行動に移せません。まずはリーダーが率先して片付ける姿を見せましょう。ここで

・自分のかごがある>入れる場所がわかる
・片付けタイムが決まっている>片付けはじめる時間がわかる
・5分だけでいい>少ない労力でいいことがわかる


ことはとても大切! 閉店の音楽を決めて、その曲がかかっている間だけ家族全員で片付けタイムと決めると、うまくいきますよ。

■ステップ4:かごの中身は個人の責任で片付ける
かごの中には、2階の自室から持ち込まれたものや、片付けるのに手間がかかるものが入っているはずです。これは、寝るときに自室に持っていってもらいましょう。片付けるのは自分の裁量で。小さい子の場合は、何日かに一度、かごの中身を一緒に片付けてあげます。

このように、家全体を片付けようとか、リビングを一人で片付けようと思わず、イベントタイムにして短時間で全員できれいにすると考える発想を取り入れてみて。リビングは家族全員の共有スペース。一日にたった5分。みんなで責任もって片付けることで、気持ちよく朝が迎えられます。ぜひ試してみてね!


次回は、「片づけが苦手な人のための処方箋 上級編」をお届けします。テーブルの上、リビングといったピンポイントから敷衍して、片付けが苦手な人が部屋全体を片付けていくためのちょっとしたノウハウをお届けします。お楽しみに!

【参考サイト】
片付けられない人の5分処方箋シリーズ
初級編:食事前、ダイニングテーブルの上に何もない
上級編:からっぽ→3つの分類→戻すで家全体がすっきり

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