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早炊き「炊飯器」のオススメはこれだ!
真空浸水でお米の吸水率を高め、保温機能にも優れた東芝のRC-10VSA。 |
ただ、浸水時間なしでボタンを押してしまうと、やはり味は落ちます。ゆっくり時間をかけて炊いたごはんにはかなわいわけで、その意味でのフラストレーションを抱え込むことにも。そこでももせが注目したのが、短時間でお米にきちんと吸水させる機能がついた炊飯器。この東芝の「真空圧力IH保温釜」は、このような特徴があります。
【長時間浸水したお米をおいしく炊く】
予約炊飯でお米を浸しすぎてしまうと、煮くずれの原因に。この炊飯器は、長時間浸した後でもお米を真空で引き締めてから炊飯する機能がついています。夏場でも、朝お釜に米と水を入れて冷蔵庫にしまっておき、帰宅後お釜にセットして早炊きをしても大丈夫。
【無洗米+水で即炊きしてもおいしく炊く】
とにかく急いでいるとき、無洗米に水を入れてすぐスイッチを押しても、真空浸透吸水機能でお米が水を吸収します。お釜が真空状態になると、お米の中から空気が出て行きます。空気が抜けたお米は、乾いたスポンジのように水を吸収し、芯まで充分に水分が浸透するというわけ。
時間が思うように取れなくてもおいしく炊く炊飯器の進化は、大歓迎。 |
タイムとしては圧力鍋や、ガスコンロでの炊飯よりかかってしまいましたが、真空吸水の効果は、なるほどの結果。ごはんがピンと立って、明らかに「おいしい」炊き上がりです。
もちろん、この炊飯器でさらにおいしく炊きたいなら夏場なら20分程度、冬場なら40分程度の浸水をするのがオススメです。でも、浸水時間がどうしてもない時や、タイマー予約で浸水しすぎてしまったときでもおいしく炊けるというこの機能は、共働き家庭にはありがたい炊飯器ですよね。
炊飯器を選ぶときは必要な機能を優先させて。 |
でも、いい炊飯器は保温機能が歴然と違います。この「保温機能」の差が価格に反映されているといってもいいぐらい。たとえばこの東芝の「真空圧力IH保温釜」は、保温時に中を真空に保つことで、お米の劣化を防ぎます。ガイド宅では、24時間保温したあとも色やにおいがほとんど変わらないおいしいごはんをいただくことができました。
夜中に帰る夫のために保温は欠かせない、朝まで保温してお弁当に使うなど、生活スタイルの中で「保温」が大きな役割を占める家庭では、多少炊飯に時間がかかってもこうした炊飯器でごはんを炊くメリットはおおいにありそうです。
次のページでは、あなどれないレンジ炊飯。そして前回の鍋炊飯とのまとめをお送りします! あなたの家にぴったりの早炊き炊飯を探してね。