仕事と家事育児の両立なんて無理！？(2ページ目)

「60+60=120」の法則

仕事も家事も60％でも、両方足せば120％の暮らし

仕事と、家事や育児は、あなたの考える理想の姿のままで両立することはできません。そのままで頑張ろうとすると、子育ての一番大変な時期は、こんな「できないこと」がたくさんおきてきます。

　子どもの発熱や病気で、遅刻や欠勤が増える。

　残業に対応できずに、仕事の量がこなせない。

　職場の行事や飲み会に参加できず、取り残された気になる。

　家がいつも散らかっていて、誰も呼べない。

　子どもに十分にかまってやれていない罪悪感を感じる。

　手作りのおやつや丁寧な暮らしの仕事ができず、だめな主婦ではないかと落ち込む。

こうした不全感の中、あるとき一人の働くお母さんがこういいました。
「仕事も60％しかできない。家事や育児も60％しかできていない。会社にとって私は期待される人材ではないし、家でもいい妻や母親になれずに罪悪感を感じる。なんのために働いているのか、ぜんぜんわからなくなっちゃったんです」。

でもね。たとえ仕事も家事育児も60％しか今はできないとしても、両方を足したら120％になるんです。仕事だけ、育児だけを100％頑張ることも素敵だけれど、暮らし全体の視点に立てば、今の自分は120％の体験をしている。そして、そんなあなたは家族にとっては、誰にも替わりなんてできないかけがえのない存在です。
子育ての大変な時期は、永遠に続くわけではありません。まずは自分の中の仕事や家事育児に対する思い込みを捨てて脳みそを整理。その上で「60+60=120の法則」を念頭において、無理せず頑張る。

大丈夫、暮らしはいつか必ず落ち着いて、また100％仕事や暮らしを楽しめる日々は戻ってきます。それまでの間のちょっとした発想の転換で、元気なワーキングマザーライフを送ってくださいね！

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