お昼間家にいない人の湿気対策
お昼間に家にいない共働き家庭では、梅雨入り前の対策が大切です。湿気対策と食中毒対策のポイントをあげてみました。湿気対策の3ポイント
水まわりの準備は汚れ落とし。日頃のメンテは水分ふきとり!キッチンやお風呂、洗面台などもっともカビや雑菌の繁殖しやすい場所は、今のうちに汚れを落としておき、その後は、水滴のマメなふき取りで、カビをずいぶんラクに防ぐことができます。そのとき、ついでにエタノール等の消毒液で拭き掃除までするとなおGOOD!
"家事の知恵"ガイド上高さんの記事「ピンクのぬめりを退治せよ!」でもクローズアップされた、蛇口付近やお風呂の床などでよく見られるピンク色のモノは、主に手についている酵母菌。ベビー用品など衣類につくと取れにくくなります。家では新築時に多く発生するそうで、放っておくと、カビも発生します。対策としては、水滴をマメにふき取っておくこと。ついでにエタノール等の消毒液で拭き掃除まですると効果UPです。もちろん、汚れは今のうちにキッチリ落としておきましょう。
スーツは早めのクリーニング
湿気+汚れとカビの条件の揃った衣類にも要注意。早めのお洗濯やクリーニングで衣類を守ります。衣がえでクリーニングから返ってきた衣類は、ビニールカバーをはずして湿気がこもらないようにしておきましょう!
外出中も除湿対策
換気扇をつけっぱなしにするのも留守がち家庭には有効な手。また、除湿機を寝る前の数時間と起きてすぐの数時間にかけておくと、快適に眠れます。「除湿機のすすめ」もご参考に!
また、クローゼットや押入れは湿気がこもりやすい空間。梅雨時は特に注意が必要です。外出中も、部屋のドアはぴちっと閉めず、少し隙間を残して空気の通り道を!和室の引き戸も少し開けた状態がこの時期はベストです。
食中毒予防にはまず冷蔵庫そうじ
冷蔵庫とシンクにもっとも注意!キッチンのカビポイントは冷蔵庫です。冷蔵庫の中に食品を詰め込んでおくと、庫内の温度が高くなってカビや菌の増殖が早まります。今のうちに、賞味期限切れの食品などをスッキリ処分して、庫内を消毒液でひと拭き! 梅雨時の食品管理がラクになるはずです。
また、カビや雑菌の巣!?になりやすいシンクや排水口の中も要チェックです。今のうちにキチッと掃除!シンクは毎回水滴をふき取りましょう!蛇口のまわりも、ネ!
買い物はお店選びと、すぐ帰宅
"食と健康"ガイド南さんの記事『食べ物の力で食中毒予防』によると、食中毒予防対策には、お買い物は衛生管理の徹底したお店を選んで生鮮食品は一番最後にし、買ったら早く帰宅してすぐ冷蔵庫へ。また、手や調理器具をマメに洗うこと、きちんと加熱すること、長期保存はしないなどが挙げられています。"家庭の医学"ガイド西園寺さんの記事「家庭でできる食中毒の予防策」とあわせて今のうちに一度、去年の復習を!
さて、梅雨じたくがおわったら、梅雨を乗り切るハーブティーを覚えておいたり、除湿効果もある炭グッズを飾ってみたりと、梅雨の暮らしに彩りをそえる心づかいを楽しみましょう。梅雨は、忙しくて忘れがちな“季節を感じる心”を思い出させてくれる貴重な季節でもあるのですから♪
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