フリーランスになれる仕事は魅力的だった
キャリアカウンセラー資格の認定証 |
渡辺清乃さん:リクルート時代の先輩で、編集プロダクションを起ち上げた方に誘われて。編集やライターはまったくの未経験。ですが、「君に合っている仕事だよ」「将来フリーランスにもなれる仕事だから」と。
一生仕事をしたかったので、会社という場所に縛られる会社員よりも自宅でできる仕事を選んだ方がいいだろうと思っていました。だからフリーランスになれる仕事は非常に魅力的でした。
厳しかったけれど修行期間と思って、無我夢中で仕事をしました。
ガイド:仕事内容はいかがでしたか?
渡辺清乃さん:編集者・ライターになってからも人物インタビューが多く、仕事でイキイキ活躍する人、悩みながら今の道を選ぶ決断をした人、もっと輝くために学ぶ人、などを取材しました。
仕事は大変でしたが楽しくて。とくに「働くこと」と「人の決断の瞬間」を扱うことにやりがいを感じていました。
キャリアカウンセラー資格との出会い
ガイド:立場や役割は変わっても人や仕事に関わることを続けてきたのですね。キャリアカウンセラーの資格を取得されたのも関係があるのでしょうか?渡辺清乃さん:今までお話しましたとおりの社会人人生を私は歩んできたので、「人のキャリアをサポートする」キャリアカウンセラーに興味を持つのはごくごく自然な流れでした。気づいたらたどりついた、という感じです。
ガイド:資格取得にもそれなりの時間と必要が必要です。渡辺さんの場合はいかがでしたか?
渡辺清乃さん:講座は約3ヶ月間です。週1回のペースで全12日間、自宅のある名古屋から東京まで出向いて講座に通いました。受講料は約37万円ですが、受験料や交通費を含めると合計で65万円くらいでしょうか。資格取得後も3年後ごとの更新があり、45時間の継続学習がありますから、資格取得後も時間とお金は必要です。
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