きれいな字を書くことで品格をあげることはもちろん、長く働きたい女性にとって、将来自宅で書道教室を開くことも夢じゃない、そんな書道の資格を今回はご紹介します。
書道の資格には、硬筆書写検定、毛筆書写検定の主な検定があります。指導者へは、これらの検定1級を取得するほか、様々な団体が独自に認定する書道師範の資格があります。また現在、海外でもアートとしての書道に注目が集まっており、実力次第で書道家の矢部澄翔さんのようにアーティストとして活躍することもできます。
まずは実用的なペン字から、硬筆書写検定
文部科学省後援の硬筆書写検定試験。硬筆とはいわゆるペン字のこと。美しい文字はビジネス上の武器にもなります。1級の合格者には指導者証、認定書が交付され、ペン字の教室などを開くこともできます。ペン字の力を審査し、証明するのがこの検定で年3回の実施。5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6つの等級があり、各級とも実技問題と理論問題が出題されます。試験対策には、協会発行の「硬筆書写技能検定の手びきと問題集(1,550円(送料別途))」のほか、通信講座も充実しています。たとえば、就職に有利な2級をめざす講座では、期間は約半年、受講料も3万円未満と手軽に始められます。
<試験概要>
受験条件:特に制限はなく、何級からでも受験できる。
試験日:年3回
試験内容:理論と実技
試験実施団体:(財)日本書写技能検定協会
毛筆書写検定
硬筆書写検定と同様、文部科学省後援の毛筆書写検定試験。毛筆の力を審査し、証明する検定です。5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6つの等級があり、各級とも実技問題と理論問題が出題されます。1級が大学生・社会人程度となっており、草書や古典を読む力や、書道史の知識も求められます。試験対策には、公式テキストの「毛筆書写検定一・二級合格 実技の手びき(1,650円(送料別途))」のほか、書道教室で学ぶ人が多いようです。
<試験概要>
受験条件:特に制限はなく、何級からでも受験できる。
試験日:年3回
試験内容:理論と実技
試験実施団体:(財)日本書写技能検定協会
毛筆書写検定、硬筆書写検定は履歴書にも書ける実用的な資格。1級取得で指導者への道も。他にもスクール独自で指導者として、書道師範の資格を認定しています。
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