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男のイタリア料理 ふわふわ、とろ~りの ホウレン草とリコッタのニョッキ

イタリアで定番のホウレンソウとリコッタの組み合わせのニョッキ。ミラノ近郊じゃマルファッティなんて呼ばれています。ふわふわ、とろ~り、かりかり、じゅわっ、が全部揃う、スペシャルな作り方をご紹介。

土屋 敦

執筆者:土屋 敦

男の料理ガイド

マルファッティ ホウレン草とリコッタ・チーズのニョッキです
ロンバルディア地方の家庭料理。本当に不恰好…
ミラノ近郊の郷土料理で「マルファッティ」と呼ばれています。“マルファット”とはイタリア語で「醜い」「不恰好な」という意味です。現地のものは「つみれ」を思わせる形で本当に素朴で不恰好。マンマ手作り、といった感じです。
伝統的なレシピよりもトロ~リ、ふわふわに仕上げるととてもおいしいので、今回は私なりの工夫をお教えします。

材料

ホウレンソウ:220g
リコッタ:250g
卵黄:2個
小麦粉の全粒粉:90g
パルミジャーノ・レッジャーノまたはグラナ・パダーノ:80g
バター:適宜
:適宜
ナツメグ:適宜

この料理、分量がくせものです。いろいろなレシピを調べてみると、リコッタ250gに対し、ホウレンソウを70gぐらいしか使ってないものもあれば、逆に1kgも使った濃~い緑のものもある。
そこで何度も作って試行錯誤してみたのですが、リコッタとホウレンソウの割合は…、 ずばり「好み」ですね(^^;。
上記のレシピでは、単純にスーパーで買ったホウレンソウ一束と日本で一般的に買えるリコッタ1パックをグラムで表示しただけ。でもこれが簡単でちょうどよいような気がします。好みで割合は変えてください。

それより問題は、小麦粉の量。生地をまとめるために入れすぎるとすいとんの味になります。だからできるだけ小麦粉が少ないほうが美味しいように思います。少ない小麦粉で作るためいろいろと工夫してみました。

作り方

ホウレンソウ 無水調理
ホウレンソウを入れて… 2分程度で茹で上がる
まずホウレンソウを洗い、洗ったときについた水分だけで無水調理します。ピッタリとフタのできる鍋に入れ、約2分火を通します。

繊維が気になるときは裏ごしてもよい。 茹で上がったら水気を絞り、ミキサーにかけ、ペースト状にします。
ミキサーにかける
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