山梨でぶどう狩りと絶品ワインに癒される(2ページ目)

レストランで、料理にぴったりの特産ワインを味わう

勝沼産の甲州ぶどうを100％使用した辛口の白「メルシャン勝沼ワイナリーのシャトーメルシャン勝沼甲州’07」。

レストランでは落ち着いた雰囲気の中、特産ワインとおいしい料理を味わえます。

今回ガイドが訪れたのは少し遅めのランチタイムでしたが、さっそくワインリストの中から気になった地物ワインをセレクト。メルシャン勝沼ワイナリーのシャトーメルシャン勝沼甲州’07をオーダーしました。勝沼産の甲州ぶどうを100％使用した辛口の白、グラスで550円です。

仔羊背肉のロースト　羊のソーセージ添え　タイムのソース（2300円）。

フルーティなぶどうの香りとともに、冷えた液体がサラッと喉を流れていく……。目の前の大きく開けた窓の外には広大に広がる一面のぶどう畑。なんだかとても優雅な気持ちに包まれながら、料理のメニューリストを開きました。

赤ワインで煮込んだビーフシチュー（2100円）など気になるメニューが並ぶ中、今回ガイドがオーダーしたのは、仔羊背肉のロースト羊のソーセージ添えタイムのソース（2300円）。加えて、お店の方に料理に合うワインをお伺いすると、「仔羊のお肉もしっかりしているので、渋味が大丈夫であれば赤のフルボディの中から選んでいただくのがよろしいかと」と教えていただきました。

赤のフルボディのワインの中からシャトージュン種をまく人’05のグラス（700円）。

そこで、３種類あった赤のフルボディのワインの中から、シャトージュン種をまく人’05のグラス（700円）をセレクト。グラスに注がれたワインを口にしてみてびっくり。確かに料理との相性が、先ほど自分でセレクトした白とまったく違うのです。

羊肉を口にした後、先ほどの白ワインを味わうとなんとなく口の中に肉の味が残りながら、ワインがサラリと流れていく感じ。一方、勧められた赤ワインは、重厚な赤の味わいが羊肉ならではのクセのある味をザッと包み込んで口の中で一体化する、そんな驚きがありました。

食後は大パノラマのテラスで風に吹かれてひと休み

ぶどう畑を一望できるオープンエアなテラス。

絶品の料理とワインを堪能したら、ほてった体を休めにレストランの下にあるテラスへ。レストランからは窓越しの景色だったのが、ここではそよ風に身を任せながら眺めることができます。さらに、深呼吸をしてみれば、都会のそれとは違う、気持ちの良い空気が体の中を満たしてくれます。都会のビルに囲まれた環境では出会えない絵本の世界のような風景の中で、しばしワインとそよ風に身を任せる「ぼんやり」した時間を楽しんでみませんか。

次のページでは、合わせて楽しみたい絶景露天風呂、バーベキュー、宿泊。さらにアクセスなどについて紹介します。