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旅先ストレス女にならない!女同士の癒し旅(4ページ目)

行楽シーズン、一緒に出かけたいのは同性の友人同士。気兼ねなくて楽しい旅になるのは間違いなし!とはいえ、同行者にストレスを与えかねない行動には要注意。癒される旅の秘訣をご紹介します。

執筆者:本多 美也子


【4】仕切るのはほどほどに─旅に上下関係はない

温泉で身も心もほぐすのが旅の醍醐味。女同士のおしゃべりで夜が更けるのも忘れそう。
旅先によく見かけるは「みんなぁ、こっちよ、こっち!!」と叫ぶ女性。グループのほかの数名はおしゃべりをしたり、お土産を見たりで、仕切屋さんの声は聞こえないふり・・・。若い、年配に限らず、女性には仕切るのが好きな人が多いもの。はたから見ていると、そんなに頑張らずとも、みんな大人なんだから、と思ってしまいますが、仕切屋さんにしてみれば、ワタシがしっかりしなくては、計画はワタシが立てなきゃ、と気合いが入りまくり。特に先輩格の人がリーダーの場合、年下の人が意見を差し挟めないことも多いのです。
旅は日常のストレスを取り、癒しや元気をもらうためのものなのですから、頑張りや気合いは禁物。周囲の人もけして快く思っていないはずです。

旅の途中で飲食店が休みだったり、雨が降ったり、計画の変更を余儀なくされた時にも、「こうしよう!」と勝手に決めて、同意を促すのではなく、「みんな、どうしたい」と聞くのが正しいリーダーであり、幹事なのです。


【5】グループでもひとりの時間を大切に

移動中は一緒でも、時にはバラバラで過ごす時間も大切。
私が思うに、グループ旅行では美術館がマストアイテムだと思います。アートが好き嫌いにかかわらず、ここでなら、各自が思い思いの時間が過ごせます。
集合時間だけ決めて、美術品をじっくり見たい人、ショップでお土産を探したい人、カフェでちょっと休みたい人と、各々にまかせて、時間を過ごすのがベスト。
ほんの1時間ほどでも、ひとりひとりが自由に自分の時間をもてる。これこそ、癒されるグループ旅行だと思います。

逆にグループでひとつの美術品を囲んで歓声を上げるのはタブー。ここは静かな時間を過ごすところですから。


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