癒しの旅/関東の癒しの旅

冬こそ!美肌の元、アンコウ鍋の常磐沖へ(3ページ目)

冬の肌荒れ気になりませんか?コラーゲンを補給するならこれ!冬の味覚・アンコウは脂肪分がなくコラーゲンの固まり!アンコウ鍋発祥の地という北茨城や福島いわきなど常磐沖でアンコウ鍋を堪能してきました!

執筆者:本多 美也子

旨みいっぱいのアンコウ料理店

アンコウの共酢。湯がいた身やアン肝に、アン肝と酢味噌を混ぜた共酢をかけていただく。酒呑みにはたまらない逸品。
アンコウの本場・常磐沖とは、福島県いわき市から茨城県大洗あたりまでをいいます。

ここは親潮と黒潮がぶつかる潮目の海と呼ばれ、プランクトンが豊富で魚の種類が多いことが特徴です。ここで獲れるアンコウは、1月から3月にかけてが脂がのり、身が太って一番おいしい時期。

アンコウならココ!というオススメ料理店と宿をご紹介します。

こんなアンコウ鍋と地魚コースが1万円台前半で食べられる、お得さも常磐沖の魅力。写真は大洗・肴屋本店
天地閣(小名浜)
小名浜の港を望む高台に立つ、料理旅館。板前である主人が腕を振るう創作料理が旨い!アンコウも鍋だけでなく、コラーゲンを生かした寄せものや、肝蒸しなど、上品な味わいが魅力。ちなみにズワイガニも安くてお得。有名俳優などが足を運ぶ隠れ家的お宿でもあります。

割烹 一平(小名浜)
小名浜きっての老舗割烹。純和風の建物も風格漂い、ゆったりと食事のできるお店。アンコウ鍋は伝統的な「どぶ汁」。濃厚な旨みとボリュームで満足感にひたれます。最後は出汁をたっぷり吸ううどんで締めよう。ここはウニ料理が評判。冬は残念ながらないのですが、夏場にぜひ! 

磯勘(いわき)
いわき駅そばの割烹料理店。電車利用者に便利なお店。個室もあり、地元民が接待に使う高級感漂う雰囲気がいい。料理は腕のいい板前がさばく魚料理の会席がおすすめ。アンコウ鍋は西京味噌と田舎味噌を合わせ、豊かなコクが魅力。

■山海館(北茨城)
海を望む絶景と洗練された会席がおいしい温泉宿。料理民宿が多い北茨城周辺ではちょっと別格の高級宿。アンコウ鍋はアン肝の濃厚な味わいを楽しめるどぶ汁。アンコウの唐揚げ、アンコウの共酢など、アンコウ尽しの夕食も選べる。

フォアグラをしのぐ濃厚な旨みには日本酒がよく合う。贅沢にいただけるのが産地の魅力。
肴屋本店(大洗)
明治初期から続く老舗の割烹旅館。食事は地物にこだわった海鮮料理が評判。アンコウ鍋コースは、やさしい味わいの鍋、フォアグラのようなアン肝や共酢もついて、かなりお得。温泉ではないのが残念だが、朝夕部屋食で、ペットOK(条件あり)。

【関連サイト】
■五浦のすぐそばにある大人気の公共の宿国民宿舎鵜の岬については こちらの「日本の宿」ガイド井門さんの記事 をどうぞ。
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