速読の英語入門
「英語道」提唱者、松本道弘氏の名著! |
かの松本道弘氏によってかかれ、既に20年が経過していますが、今尚、その気迫ある文章にはひきつけられます。かつて私が学生時代に、むさぼるように、読み、新幹線での逸話などを実践した記憶があります。
TIME誌で実践する速読トレーニング
松本氏の速読は、TIME誌の速読を中心に書かれています。非常に有名な逸話は、かつて出張のおりに、新幹線で、新大阪から東京までの3時間に、TIMEをcover to coverで読むというチャレンジです。発車のベルとともに、東京のアナウンスを聞くまでが勝負。この間、必死にTIMEを速読するあたりは、鬼気迫るものがあります。しかし、この書には、さらに具体的な、眼の動かし方、アイスパンを使ったトレーニング法も紹介されています。TIME誌の構成自体が速読のためにある、という指摘は正に目から鱗です。
私も実際に、新幹線でのcover to coverを試みてみましたが、学生時代、実際には、そこまで読めるものではありませんでした。しかし、ネイティブにとっては、その程度の英語が読めなければ、仕事の情報、特に英語での会議前の資料や、英文メールの処理などにも時間がかかってしまうといえます。
ざっと読んでもある程度、意味が分かる、日本語では普段何気なくやっていることを実践するのは、非常に難しいところであると言えます。
次に実際の速読のポイントをご紹介いたします。