ビジネス英会話/ビジネス英会話アーカイブ

英語の会議・議論に強くなる!-自己主張編

英語での会議では、発言をしなければ、存在価値ゼロといわれています。日本語でも難しい主張を如何に英語で通すか?そのテクニックをご紹介します。

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド

英語での会議は発言してナンボの世界!

会議の英語表現
英語の会議では発言することが重要
さて目次表現はちょっとえげつないのですが、英語の会議で大切なことは、するべき議論はすべて会議の中でするということです。日本の会議のように、会議の前の所謂「根回し」は基本的には行われず、仮に行われたとしても、それを含んで徹底的に議論するのが通例です。ですから、英語での会議においては、予め知らされた議題"agenda"に対して、自分の意見や提案をしっかりと用意しておかなければなりません。

今回は、会議で自分の意見や主張をしっかりと表現するための基本的なテクニックと英語表現を特集します。


英語の主張は「ロジック」で行う!

まず何よりも大切なことは、英語での主張は、「ロジック」を使って行われるということです。ロジカルであることが、自分の主張を通す、一番のテクニックであると心得ておきましょう。

ロジックに則って話すということは、まず「結論・主張」を一番先に言い、次に、その「結論・主張」の正しさを立証するための「証拠」と「理由付け・推論」を述べるということです。ですから、ただ、「私はこう思う。」といっても、それを裏付ける明確な裏づけ(証拠・論拠)がなければ、その意見や主張は通らないということなのです。

簡単に表現すれば、「ロジック」を使って「ロジカル」に話すということは、取りも直さず、"Why?"-"Because"で話をするということなのです。

日本の会議の発言や結論としてしばしば通ってしまう、「彼がこれだけいっているんだから、やらせてみよう。」などということは、まずあり得ないということなのです。逆に言えば、一見突拍子もない発言や提案であっても、ちゃんとそれを裏付ける論拠がしっかりしていれば、それは通る場合があるということなのです。

意見を結論から述べる

まずは、自分の意見や主張を結論から述べるための英語表現をいくつか見てみましょう!

I would like to suggest that ~(S+V)
 ~を提案いたしたいと思います。

I suppose that we should ~
 ~をすべきであると考えます。

I propose that ~(S+V)
 ~することを提案いたします。

May I suggest that ~(S+V)…?
 ~を提案させていただきたいのですが?

Let me suggest to ~
 ~することを提案いたします。

次に、相手の意見・主張に対して賛否を述べる英語表現です。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます