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コツはゆっくり話すこと? 誰でも使える英語電話テク(1)(2ページ目)

英語の電話対応で、苦労したことはありませんか?電話の向こうが速すぎて、話している内容が分からない!!そんなときは、このテクニックを試してみましょう!

竹村 和浩

竹村 和浩

ビジネス英会話 ガイド

立教大学英米文学科卒。東京都立高校に6年間英語教諭として勤務後、株式会社公文教育研究会に海外派遣要員として採用。総合企画室・国際部担当等を経て、独立。民間リサーチ会社を経て、TLL言語研究所を設立、現在、株式会社ティエルエル 代表取締役。英検一級。

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英語の電話

自分の状況を正直に話すことがポイント!

それでも、相手がとても早口で、よく分からない場合は、「沈黙」してしまう前に、すかさず、次の依頼をいたしましょう!

"Would you speak more slowly?"

あるいは、自分の状況をはっきり分かってもらえるように、

"I'm sorry but I can't follow you." "Could you speak more slowly?"

といえば、相手は、必ずゆっくりと話してくれるはずです。
電話の英語では、沈黙は「金」ならぬ、「禁」と覚えておきましょう。
分からないから黙っているのではなく、分からないことは、分からないと正直に勇気を持って聞くことが一番大切です。

"I'm sorry but I can't hear you."
*注:動詞"hear"を使うと、回線等の調子で、よく「聞こえない」という意味になります。相手の声が大きくなってしまいますので、注意しましょう! 

聞けば、意外にも、快く応じてくれるものですし、ビジネスの場合には、特に、取り次いだり、用件を確認することが必要ですから、遠慮は禁物です。
分からないのに、分かった振りをするのだけは、絶対にやめましょう。
後のトラブルの元になりかねません!

まずは、分からないことは分からないと、はっきり伝えましょう!

それでも、やはりこの電話は、無理だと感じたら…

早めにバトンタッチいたしましょう!(ちょっと禁じ手だけど大事なテク!)

"Could you hold on, please?"
"I will put you through to the person who speaks English."

英語の電話では、とかく、慌ててしまいがちです。
最初に、是非、一度ゆっくりと英語を話し始めてみてください。意外にも、効果がありますよ!



英語電話の即効テク、第2回は、さらに、細かく確認する表現や、名前の確認の仕方をご紹介いたします。

さらに具体的な英語の応対表現については,下記記事に詳しく掲載しています。是非、参考になさってみてください!

 ◆英語電話応対マニュアル No.1
 ◆英語電話応対マニュアル No.2

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