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飲みながら英語でビジネスが語れる空間 初体験!外国人が集まるバー(2ページ目)

都内で増加するブリティッシュ・パブにガイドが潜入。果たしてパブでビジネスの話は可能なのか?話すきっかけ、また避けるべき英語での話題などを検証しました!

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド

マナーその3・
政治・宗教の話題はできれば避ける

初体験!British Pub
共通の話題で盛り上がるのがコツ!
やはり、政治・宗教に関しては基本的に避けるケースが多いそうですが、人間関係ができれば、問題はないとのこと。彼自身、ハーバードでの専攻が政治であったので、よく話題にするし、仏教の話題で盛り上がることもあるとか。無論、いわゆる「シモネタ」もご法度。このあたりは、日本語の常識とほぼ同じといえるでしょう。

それと、日本人がよくする質問で、次の3点は避けたほうがよいようです。
1.What's your name?
2.How old are you?
3.How do you feel Japan?

名前を聞くのは勿論かまわないけれど、この表現ではちょっと不躾、"Could I ask your name?"ぐらいで迫りたいものです。また、「年齢」をいきなり聞くのは失礼そのものですし、「日本の印象」「寿司は好きですか?」などは、会うといつも聞かれる質問なので、いささか興ざめとのこと、気をつけたいものです。"Do you eat natto?"や"Can you use chopsticks?"などはいうまでもないでしょう!

また、日本語でも英語でも「自分が聞かれて失礼だと感じること」は、基本的に質問したり、話題にしないことが、特に初対面の間柄では気をつけたいマナーといえます。(日本語で失礼なことは英語でも失礼だと覚えておきましょう!)

親切なTaylor氏は、まだこれから仕事があるとのことで、ここでお別れ。
ある程度振舞い方が分かったところで、早速さりげなく、近くのテーブルで飲んでいる、外国人に話しかけてみました。
知り合ったGretebeckさん
まずは、"Do you mind if I sit here?"と始め、快く応じてくれたので、同席し、"What line of business are you in? If I may ask?"と丁寧に仕事のことを話題にしてみたら、NGOの事務局長で、名前はLowell Gretebeckさん。日本では明治の設立以来100年以上の歴史を持つJELAというボランティア団体に所属し、現在は、主に東南アジアの難民支援を中心に活動しているとのこと。スマトラ沖地震の支援のため、明日インドネシアに発つので、その前に「一息つきに来た」と語っていました。とても穏やかな紳士で、「是非、恵比寿の事務所にも遊びに来てください」と互いに名刺交換するまでに!






初体験!British Pub
スタッフのJustinさん(左:イングランド出身)とOanaさん(右:ルーマニア出身)

英語で会話ができ、しかも人脈づくりも!

店長は日本人ですが、スタッフは英語のできる外国人。簡単な挨拶は勿論、顔見知りになれば、カウンター越しに英語での会話を楽しむこともでき、まして、様々な人が出入りするので、英語さえできれば、いろんな仕事やバックグラウンドを持つ、外国人とも知り合いになることができるようです。
店長の日高さんのお話によれば、このお店にくる日本人と外国人の割合は、6対4。約半数が外国人ビジネスパーソンで、そのうちほぼ9割がイギリス人とのこと。男女比は、7対3とのことでした。

すっかり、このブリティッシュ・パブが気に入ってしまったガイドは、今後、足しげく通うことになりそうです。
英語で自由に肩肘張らず会話がしたい、さらには、未来のビジネスチャンスも!そんな方には最適の場所と言えそうです。

ただ、注意したいのは、お店や場所によっては自由な分、ナンパ目的中心のところもあるということ。

ガイドとしては、赤坂、恵比寿、目黒、品川など、ビジネスパーソンの多い地域をお勧めします。いずれにせよ、自己責任を持って行動すれば、外国人との交流と、英語での会話が大いに楽しめること間違いなしです!


取材協力:THE FooTNiK --British Pub and Football
渋谷区恵比寿1-11-2アサヒビル1F 
Tel:03-5795-0144
http://www.footnik.net
MON-THU 11:30am ~ 1:00am
FRI 11:30am ~ LATE
SAT 3:00pm ~ LATE
SUN 3:00pm ~ 1:00am

Lunch MON-FRI 11:30am ~ 3:00pm


都内お勧めパブリンク集


都内でお勧めのパブを何軒かリンクしました。是非ご活用下さい!

What the Dickens!(恵比寿)
ドアを開けたらイギリス風の内装。毎日、日替わりでバンドの生演奏があり、それ目当てで訪れる人も多い。オススメはギネスビールで煮込んだギネスビーフパイ。

Inishmore(恵比寿)
ギネスやキルケニーなどのアイルランド系ビールや、アイリッシュウイスキー、ギネスシチューなどが楽しめるアイリッシュパブ。欧州サッカー、F-1などのスポーツ中継も。

THE FootNiK(恵比寿)
大画面で海外のスポーツ中継を頻繁に行っているので、スポーツファンが多く集まる。欧州リーグのときは、サッカー好きの外国人が押し寄せる。

The Roundstone(天王洲アイル)
アイルランドのカントリー・コテージをイメージした内装で、アイルランドから運び込んだ古道具やアンティーク・ピクチャーがいっぱいの、落ち着いた店。

The Irish House(新橋)
ビールだけでなく、ワインの種類も豊富。パーティーの予約も可能だ。

タウンクライヤー(神谷町、大手町)
六本木店は、店内の奥行きが広く、いつも六本木に集まる外国人でいっぱい。隣にスポーツバーもできた。

The Tavern(目黒)
英国料理、ビール、国際色豊かなフード&ドリンク。カクテル、ワインメニューも充実。2つの大型TVスクリーンでスポーツ観戦が出来る。


The Shannons’(大崎)
お酒の種類が結構豊富。ビールはギネス、キルケニー以外にもマーフィーズなど自社輸入ビールあり。Irishリキュールやウイスキーなども楽しめる。


スタシェーン(田町)
田町駅構内にできたパブ。改札出て1分。日本人ビジネスマンの率が高い。

【その他ガイド記事】
【ビジネス英語講座】
Vol.1「英文電子メールの書き方」
Vol.2「英文FAXの書き方-表書き編-」
Vol.3「初めて選ぶ『英文ビジネス雑誌』」
Vol.4「ビジネス英語単語帳 Vol.1」
Vol.5「英文電子メール表現集Vol.1」
Vol.6「英文ビジネス文書作成の基礎1」
Vol.7「英文履歴書の書き方 基本編1」
Vol.8「英文履歴書の書き方 基本編2」
Vol.9「グッとくる!英文履歴書単語集」
Vol.10「役立つレジュメの英単語-名詞編」
Vol.11「英語プレゼン決めの一言」
Vol.12「英語プレゼンの基本フォーマット」
Vol.13「英語プレゼン切り出しの表現集」
Vol.14「英文電子メール書き出しの一文!」
Vol.15「英語プレゼンR・L発音克服法!」
Vol.16「英語電話応対マニュアルNo.1」
Vol.17「英語電話応対マニュアルNo.2」
Vol.18「会議で使う英語表現集1」
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