国際時代のパスポート
 

グローバル・リテラシーの重要性

グローバル・リテラシーとは、通常、「国際対話能力」と訳されます。
国際化が進む今日、異文化理解の重要性が、これまでになく、クローズUPされてきています。その異文化理解能力を、一言で、表す用語が、この”Global Literacies”です。

英語が話せればよいという、時代もまたそろそろ、終わりを告げつつあります。今後は、異文化理解の能力が、新たな「能力」(リテラシー)として、必要とされてくるでしょう。

これからは、企業、個人を問わず、国際時代、多国籍化する、ビジネスシーンでは、英語はもとより、自分とは、異なる文化背景を持つ多くの人たちと、ビジネスをしていかなければなりません。

グローバル・リテラシー」は、英語に次ぐ、次世代国際ビジネスマンに必要とされる、コンピテンシーであると言えます。

では具体的にこの「グローバル・リテラシー」とは、どのような能力なのでしょうか?


西洋文化の本質とは?
 

グローバル・リテラシー=「教養」である

「国際対話能力」「異文化理解」と言っても、その内容は、多岐にわたります。しかし、分りやすく言えば、相手の文化的な背景を理解する能力ですから、それは、すなわち、「教養」であると言えます。

多くの国や、民族の歴史、文化を知るには、その国の、文化的な基礎を理解することが必要です。

文化的な基礎とは、すなわち、その国の「宗教・習慣・歴史・言語・芸術」を理解することに他なりません。それは、文化的な「知識」を取り入れること、すなわち、一言で言えば、「教養」であるということができます。

つまり、「国際対話能力」・「グローバル・リテラシー」とは、実際に経験せずとも、読書等によって、その国の言語と、宗教的、歴史的背景を本質的に理解し、「知識」として、取り入れることによって、醸成することが可能になるものです。


日本人に求められる「教養」とは?

では、これからの日本人に求められる、「教養」とはどのようなものでしょうか?

まず、英語力は、異文化コミュニケーションにおいて、必須であると言えます。

次に、主に世界史の知識をベースとした西洋文化の理解が重要です。それには、歴史の時系列を背景とした、西洋美術・芸術(絵画・彫刻・建築等)の知識、音楽、文学の知識、とりわけ、西洋の場合には、日本とは異なり、「文学」が、哲学等も包含して、様々な、思想・芸術活動の源泉となっています。それらの「知識」を英語で学び、身につけておくことが、肝要であると言えます。

また、西洋文化の本質的な理解には、宗教の背景的理解も欠かすことはできません。

さらに、上記「知識」に加えて、日本人として、何より大切なのは、自国の文化を含む、東洋に関する「知識」です。日本における東洋文化の粋は、3つの思想的柱である、「仏教」「神道」「儒教」により形成されているといっても過言ではありません。
このベースの上に、日本で言う、「茶道」「華道」「武道」などの、様々な日本的・東洋的文化が成立しています。また、「文学」関しては、世界最古の女流作家、紫式部を輩出していることを忘れてはいけないでしょう。
東洋・日本文化の本質とは?
 

現在、多くの東洋文化の遺産が、日本に残されています。

これらを、英語で語れる人材が、これからのビジネスシーンでも存在感を増してくることは、時代の流れをみても明白です。

西洋文化の知識を持って、日本の文化を誇りを持って英語で語れることが、グローバル・リテラシーを身につけた「教養」ある日本人であると言えるかも知れません。


英文読書のすすめ

事実上の世界共通語としての英語をベースとして、洋の東西を問わず、様々な分野の英文を読んでいくことが、これからの国際派ビジネスマンにとって、とても重要な時代になってきます。

今後、「グローバル・リテラシー」に関わる、様々な必読書籍や、情報を折に触れ、提供していきたいと思います。


グローバル・リテラシー講座のご案内

当サイト、ガイドによる、英語教養講座「グローバル・リテラシー講座(G.L.S)」が、9月15日より大阪で開講になります。10回シリーズで、様々な分野の英文を、発音指導を含めて、音読、鑑賞していきます。第1回のみ無料体験参加が可能です。

第1回「グローバル・リテラシーとは何か?」(無料体験先着40名)

費用:1回:\3,000×10回シリーズ (1回だけの飛入り参加も可能です。)
シリーズ参加費:27,000円
(*今後の日程や、詳しい内容は、15日当日配布いたします。)

日時:2004年9月15日 13時30分~15時00分(1時間半)

場所:公文教育会館5F(JR新大阪駅徒歩5分)




≪参考文献≫
「グローバル・リテラシー」「光文社」
"Global Literacies"By Robert H. Rosen

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