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職種ごとにレジュメを自在に使い分ける! 英文履歴書の書き方-基本編2

英文履歴書の書き方第2回目は、1回目の基本フォーマットの把握に続き、職種別の3つのフォーマットをご紹介します。希望する職種や会社によって使い分けをすることで、よりアピールする英文レジュメが作成できます!

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド

resume!英文履歴書の3つの形式

前回の基本編1では、最も基本的なフォーマットを取り上げました。
今回は、英文レジュメの職種別のフォーマットをご紹介いたします。

英文履歴書のフォーマットには、大きく分けて3種類あります。
*クリックするとサンプルを参照できます。

1・クロノロジカル・レジュメ(年代別レジュメ)
   Chronological Resume
「編年体」とも呼ばれる形式で、最も伝統的で、一般的に使われてきた形式です。特に職歴に関して、文字通り時系列で書いていくため、採用側が仕事の変遷を掴みやすい形式です。一般事務・ホワイトカラー向けの形式です。

2・ファンクショナル・レジュメ(機能別レジュメ)
   Functional Resume
「職種別」とも言われ、主にSEや、技術系、専門職の応募に適した形式です。一つの職種で多くの業績を持つ人や、転職回数の多い人に適した形式です。

3・コンビネーション・レジュメ(年代・機能併用レジュメ)
   Conbination Resume
「アメリカ式」とも言われ、上記1・2の「年代別」「技能別」の特徴を併せもった形式で、現在最も一般的に使われる形式です。「希望職種」と「職歴の要約」が最初にくるのがこの形式の特徴です。自分のアピールを強めるなど、形式も比較的自由に書くことができます。


このうち、最も今ポピュラーに使われているのが、3のコンビネーションレジュメです。これは、1と2の内容を合わせたもので、主に外資系を中心に使われています。

勿論、ご自身と採用側がどんな人材を求めているかのニーズに合わせて、上記3種類を使い分けることができます。フォーマットは、上記3種を主に基本として、ご自身で組み合わせを工夫することで、オリジナリティーを出し、会社に自分を強くアピールすることができます。
レジュメには、他にもいつくかの形式があります。

その他のレジュメ形式:
スキャナブル・レジュメ
キーワード・レジュメ
エレクトロニック・レジュメ

これらの書式や、内容、書き方については今後の記事で扱っていくことにいたします。

次回は、各項目ごとの具体的な書き方・文例を取り上げる予定です。

各レジュメ・サンプル INDEX

1.SAMPLE 1-クロノロジカル・レジュメ
2.SAMPLE 2-ファンクショナル・レジュメ
3.SAMPLE 3-コンビネーション・レジュメ

【関連記事】
【ビジネス英語講座】Vol.1「英文電子メールの書き方」
Vol.2「英文FAXの書き方-表書き編-」
Vol.3「初めて選ぶ『英文ビジネス雑誌』」
Vol.4「ビジネス英語単語帳 Vol.1」
Vol.5「英文電子メール表現集Vol.1」
Vol.6「英文ビジネス文書作成の基礎1」
Vol.7「英文履歴書の書き方 基本編1」
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