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大家検定で経営手腕も磨けて講師にも?!(2ページ目)

不動産関連資格に、新たに賃貸経営の実務者、いわゆる「大家さん」のための資格制度が誕生しました。その名も「賃貸経営実務検定(大家検定 )」。11月の試験開始を前に、ただいま受験申し込み中です。

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

「賃貸経営実務検定(大家検定(R)」)の概要

「賃貸経営実務検定」は2級、1級、マスター資格から構成されています。
2級は、日常的な賃貸経営で直面する課題に的確に対処するための専門知識、
1級は、賃貸経営の長期的な経営分析までを視野に入れた専門知識、
マスター資格(賃貸経営コンサルティングマスター)では、一賃貸経営実務家としての活動だけでなく、コンサルタントとして「大家さん」の相談に対応したり、所定の審査を経ることによりSG(スタディーグループ)による認定講座・検定対策講座の開催、各種フェア・企業・団体での講演活動などを行えるレベルとみなされます。

資格を取得するには、認定講座に通い実務知識を確実に身につけながら取得する方法と、一般試験により取得する2通りの方法があります。
認定講座はじっくり学んで確実に実務知識を身につけたい方、一般試験は時間のない方、ある程度の実務経験があり自信のある方向け。認定講座試験には、修了試験で5問免除という特典があります。試験の概要は以下のとおりです。

◆試験概要◆
試験概要すべてCBT方式(コンピュータ)の試験
2級、1級共に四肢択一式50問(60分)
【2級】賃貸管理運営(満室経営)実務に関する知識
アパート・マンション経営に必要な法律知識、税務、ファイナンス、満室経営維持に必要な管理実務知識、賃貸借契約の種類と締結方法、賃貸経営に関わるリスクへの対処法、コンバージョン・リノベーション・リフォーム手法の知識、入居者の多様化に伴う賃貸経営実務知識が対象。

【1級】不動産投資に関する実務知識
ライフプランニングに応じた投資スタイル、不動産投資実務全般、不動産の調査、不動産関連法規、借地取引の基礎、競売の実務、事業収支計画、税務、ファイナンス、建築構造に関する知識など、総合的かつ専門的な不動産投資実務が対象。

※正答7割以上で合格(即日合否判定)
※出席、宿題、小テスト提出率7割以上で認定講座を修了した者は5問免除
※試験合格後、申請により資格取得(認定料別途)
受験料【2級】7,3500円【1級】8,400円
受験資格【2級】特になし
【1級】2級認定者
※初回受験は2級のみ受験可能
試験日程【2級】平成21年11月1日(日)より随時
【1級】平成21年12月1日(火)より
※受験可能日時は提携テストセンターにより異なります
受検地全国34か所で受験可能(9月8日現在)
※公式サイト
日本不動産コミュニティー:賃貸経営実務検定(大家検定(R))
詳細は、必ず上記サイトをご確認ください。



現在、認定講座は2級(受講料:31,500円(テキスト代含む。修了試験料10,500円、認定料他別途)全12時間)と1級(受講料:84,000円(テキスト代含む。修了試験料10,500円、認定料他別途)全12時間)を受付中。マスター認定講座は平成22年1月頃開講予定です。

マスター認定者となり、所定の審査を経ると、J-REC(日本不動産コミュニティー)公認「賃貸経営コンサルティングマスター」と称することができ、公認インストラクターとしての活躍の機会も増やしていくそう。

公式サイトには、独学者用の「ホームスタディー講座」や学習ガイドもあるので、興味のある方は一度チェックしてみては?
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