試験前:受験票到着&試験対策
■受験票到着10月20日「特例講習」を受講、願書はそれよりも前に提出していたので、かれこれ2ヶ月弱が過ぎた12月初旬。そろそろやきもきし始めた頃に「配達記録」郵便で受験票が到着しました。
ちょっと驚いたのが、1月に行われる「実技(面接)試験」(ロールプレイと口頭試問)について、ロールプレイ用の相談内容5ケースの情報が受験票と共に同封されていたこと。
もちろん、どのケースが出題されるかは当日にならないとわかりませんが、これまで受けてきた産業カウンセラー、CDAの実技試験では、その場で初めて相談内容がわかるというパターンだったので、それに比べると準備はしやすいのは確か。というか、万全の準備をしていくことが前提の試験であることがはっきりしました。うーん。大変だ(笑)
■試験対策
今回ガイドが受験した「実技(論述)試験」について、試験実施機関のキャリア・コンサルティング協議会からは、事前に「ケース(逐語記録)を読み設問(訴えた主要な問題、問題に対する方策、訴えた問題以外の問題と具体的な方策)について記述式で解答していただきます」という情報が提供されていました。
「実技」と言えば「ロールプレイ」というのが一般的なこの手の試験で、実は「実技(論述)試験」というのは珍しいなあ、と思っていました。しかし、この情報を見て納得。
キャリアコンサルティングでもカウンセリングでも、「主訴」(相談に来た人自身が問題だと訴えていること)と、コンサルタントやカウンセラーが「問題」として捉える内容とを分けて考えられるか、この「実技(論述)試験」の主要テーマがここにあるのは間違いない、と考えました。つまり、少なくとも、「訴えた主要な問題」と「訴えた問題以外の問題」が同じではダメということです。
各所で「実技(論述)試験」対策講座が開講されているのは知っていましたが、ガイド自身は試験対策のための勉強は正直あまりせず(というか、できず)これまでの自分のケースを思い出し、頭の中で「主訴と見立て」を整理する程度。後で書きますが、狙いはよかったものの、やはりこのやり方では試験対策としては準備不足だったなあ、と当日になって実感しました。
>>いよいよ試験当日。「キャリア・コンサルティング技能検定2級実技(論述)試験」の詳細は次ページでご紹介します。