人材不足で売り手市場は必至?!上場準備の実務検定とは?
「上場(IPO)」と言えば、まさに企業にとっての大転機。その準備には、既存の学問体系におさまらない横断的な分野の知識が必要とされ、失敗の許されない大仕事でありながら、実際に取り組む現場にとっては「初体験」であることが多いという大いなる矛盾も。
そのため転職市場などでは、必然的にIPO経験者の評価は高くなっています。
この非常に重要でありながら、なかなか身に着けることが難しい「IPO」の知識・スキルを有する担当者の育成を目的に、この8月からスタートしたのが「IPO実務検定」です。
試験は「倫理・社会的責任」「制度・コンプライアンス」「上場準備実務」の分野から出題され、標準レベルと上級レベル(9月30日から試験開始)の二段階。CBT(Computer Based Testing)方式で、随時、全国の試験センターで受験することができます。
標準レベルの試験合格で「認定IPOプロフェッショナル(SIP:standard-level IPO professional)」、上級レベルの試験合格で「認定上級IPOプロフェッショナル(AIP:Advanced-level IPO professional)」の資格証が発行され、希望者は認定協会運営の人材バンクに登録、仕事紹介のチャンスもあるとか。
具体的に上場準備に動いている企業のビジネスパーソンはもちろん、財務・経理、総務などの管理部門や上場関連ビジネスを手がける部門などでの活躍を目指す方は注目してみてはいかがでしょうか。
※公式サイト
日本IPO実務検定協会
試験の詳細は、必ず上記をご確認ください。
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