やっぱりお薦めは大手?! 独学派のためのテキスト選び&コストダウン術
ガイド:ところで「独学」と言えば、コストを抑えられるイメージが強い勉強法ですが、意外にかかるのが教材費ですよね?
羽林さんも、市販のテキストやインターネット上の資料を活用して、教材費を低くおさえる術を紹介されていますが、「ビジネスパーソン」から見た、良いテキスト、教材の選び方のポイントがあれば教えていただけますか?
また、あえてスクールを活用するケースについても何かご意見がありましたらぜひお願いします。
羽林さん:
大手の会社さんのテキストを選ぶのが、いちばん手っ取り早いですし、役に立たないテキストを複数買うことを考えれば、結局コストダウンにつながると思います。
試験終了後にいくつかのテキストを比較してみましたが、大差はありませんでした。時間をかけたいのは勉強そのものであって、テキスト選びではありませんから、ここは手早く済ませたいところですね。
私自身は活用しませんでしたが、決してスクールに通うのが悪いことだとは思っていません。
しかし、スクールを活用する場合は復習を怠らないことが大切です。先生がなんとかしてくれる、授業に出席さえすればいい、という姿勢ではもったいないですよ。
ということで、スクールにしろ「独学」にしろ、結局は自宅で自分で勉強することができるかどうかにかかっている、というのが私の持論なのです。
ガイド:
スクールに通うと「それだけで安心」ということになりかねませんが、それではダメということですよね。
コストの話が出ましたので、ほかにも羽林さんお薦めのコストダウンのコツがあれば教えていただけますか?あわせて、タイムマネジメントのコツについてもお聞かせください。
羽林さん:
「独学」というだけでかなりの経費節減です(笑)。
ここからさらに削り取るためには、古本を使うというのが有効です。法律の改正に対応するために新しい本も使いますが、全部新しい本でそろえる必要はありません。
入門的な内容でしたら、1年前くらいのテキストでも十分に使えます。また、夜眠る前に布団の中で勉強すると、少し勉強もできるし自然に眠くなるしで、ビジネスパーソンにとっては一石二鳥です。
ガイド:
なるほどー、安眠効果もあるんだ!(笑)
>>サイトを立ち上げられた理由&ユーザーの皆さんへの応援メッセージは次ページで。