資格・検定/資格アーカイブ

ほんとに知ってる?定番資格【簿記編】(4ページ目)

皆さんがよくご存知のいわゆる「定番資格」を様々な角度から再度検証します。第1弾はおなじみ「簿記検定」です。概要、対策、効果など、「簿記」の全てをあらためて確認してください!

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

「簿記検定」の対策

日商簿記各級の合格率の推移は下記の通りです。

■3級
2005年 第111回(11月):21.9%
第110回(6月):58.3%
第109回(2月):31.8%
2004年 第108回(11月):42.7%
第107回(6月):13.7%
第106回(2月):49.5%
■2級
2005年 第111回(11月):33.2%
第110回(6月):40.8%
第109回(2月):27.5%
2004年 第108回(11月):46.9%
第107回(6月):5.7%
第106回(2月):38.6%
■1級
2005年 第111回(11月):9.4%
第110回(6月):10.2%
2004年 第108回(11月):10.3%
第107回(6月):10.4%


≪対策≫
1級の難易度が高いのは想像どおりですが、「簿記」の入り口というイメージのある3級でも、決して「易しい」とは言えないことがわかります。また、合格率に大きな変動があるのも特徴的。これは基本的に「誰でも」受験可能であるがために、各回ごとに受験生のレベルにばらつきが出てしまう由と思われます。

そうは言っても、経理担当者の基礎と言われている3級なら経験者はもちろん、まったくの初心者でも、何とか独学での突破が可能な範囲。簿記未経験の知人の例ですが、過去問が掲載された教材を選び、毎日繰り返し解くことを続けた結果、1ヶ月未満の学習で一発合格!というケースもあります。

東京商工会議所:簿記教材紹介
公式・公認の教材以外で、日本商工会議所に過去問題の掲載等利用許可申請のあった教材の一覧です。


3級とは言え独学では不安という場合、また独学で突破するにはかなりの努力が必要となる2級、1級を目指す場合も、どうせなら、かける費用や時間は極力少なく学びたい。そんな方も多いでしょう。
そこは人気の「簿記検定」。多くのビジネススクールで教育訓練給付の対象講座となっているため、制度を利用すれば費用をぐっと抑えることができます。速習コースなど短期間で学べる講座も多いので、期間短縮に役立ちます。
また一般のビジネススクールに比べると、低め(もしくは無料)の価格設定が嬉しい公共職業訓練校大学の公開講座でも、簿記講座は人気。その分開講している機関も多いので、ぜひチェックしてみましょう。

教育訓練給付制度[検索システム]
お目当ての「簿記講座」が教育訓練給付の対象か調べることができます。
公共職業訓練校はこんなにお得!
様々な種類の公共職業訓練校の概要を説明しています。
大学で人気資格を学ぼう!
簿記講座を開講している大学を紹介しています。



>>せっかく勉強するのだから、それなりの効果は期待したい。気になる「簿記検定」の効果を次ページで解説します!
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