「簿記検定」はなぜ人気?
コスト削減、業務改善が問われるこの時代、「会社の数字」を読み解き、自社、取引先問わず、その財務内容をより深く理解し、分析する計数感覚は職種を問わず求められるスキルです。こんな計数感覚を鍛える資格の代表格と言えば、何と言っても「簿記検定」。経理だけでなく、様々な職種のビジネスパーソンから注目される理由も、ここにあると言えます。また、資格よりも経験してきた分野や業務などが重視される転職市場にあって、経理職はもとより、その他の職種でも、求人条件の1つとして挙がることが多い点(営業職の求人で「簿記3級以上あれば尚可」など)も「簿記」人気に拍車をかけているようです。
実際、ガイドのクライエントの中にも、「転職に有利なので簿記を取ろうと思う」という人や「簿記を持っていないので転職に不利では」と悩んでいる人が数多くいます。それほど「仕事に活かせる資格」として、あるいは「持っていてあたりまえの資格」として「簿記」が認識されている表れなのでしょう。
まことしやかに「転職に効く資格」と噂され、多くのビジネスパーソンが常に注目するこの「簿記検定」、いったいどんな検定試験なのでしょうか?
>>「簿記検定」にもいろいろある?!次ページで簿記検定の代名詞「日商簿記」について詳しくご説明します!