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通信制大学の魅力を在学生にインタビュー(2ページ目)

大学・大学院への進学希望を持つビジネスパーソンが増加中。通信制大学なら、働きながら学生生活を送ることも可能です。実際に通信制で教員免許取得を目指すビジネスパーソンにお話を伺いました!

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

学校を楽しい場所だと感じて欲しいから教師を目指す!

ガイド:
差し支えのない範囲でかまいませんので、これまでのご経歴、現在のお仕事についてお聞かせください。

nyantosさん(以下敬称略):
静岡県内の県立高校を卒業した後に、アメリカに半年間留学しました。他の国の文化に非常に興味があったこと、周りの人と同じような人生を送ることにも多少の抵抗があったのが、この留学の理由です。その後、アメリカにて大学に入学したのですが、休学し日本に帰国して日本の大学に入学しました。
初めは工学部に入学したのですが、私の思っていた勉強が全くできず、同じ大学内の国際学部に転部しました。そのため大学には5年通うことになりました。

卒業後、某証券会社に入ったのですが、利益重視主義の会社の方針に大きな疑問を感じ、すぐに退職。地域緊急雇用対策で、小学校1年生の教育補助の仕事である支援委員として県に採用されました。
それと同時にYahoo!のADSL販売もしていました。販売成績では全国TOP10に入りました。

ガイド:
全国TOP10とはすごいですねえ!
ここでの「支援委員」としてのご経験が、今教職を目指していることにつながっているのでしょうか?

nyantos:
もともとの教師を目指すきっかけは、近年の子どもの諸問題が大きいです。イジメ・ヒキコモリ・登校拒否等、様々な問題が年々増加しています。私はこれらの原因として、学校・家庭・地域社会が要因になっていると感じていました。学校を楽しい場所だと感じてもらいたい!そんな場所を自らが作ってあげたい!こんな思いが教師への道を志したきっかけです。
そして、支援委員の経験はもちろん大きいものでした。支援委員をしていたとき、他の先生たちの表情がとてもいきいきとしていて、自分もこんな顔で人生を送りたいと思ったからです。
支援委員は最長1年間という期限付きだったので、1年間働いた後、先生になることを決意し、明星大学の通信教育を始めました。また、時を同じくして家庭教師も始めました。現在は通信教育も2年目を向かえ、家庭教師ではなく塾で働きながら通信教育を続けています。


大学選びの決め手は、「働きながら学べる」ことと安い学費?!

ガイド:
様々な大学がある中で、あえて「通信制」大学を選ばれた理由、決め手となったものをお聞かせください。

nyantos:
通信教育を選んだ理由は、働きながら教員免許を取得したかったからです。働きながらでも通信教育で教員免許を取得できると働いていた小学校で耳にし、実際その学校でも通信教育で小学校教員免許を取得した人がいました。
また、お金も全くなく、留学費用や大学卒業費用を親に負担してもらっていたので、なるべく免許を取得するにもお金のかからない方法を取りたかったのです。

ガイド:
なるほど。ところで通信制大学もいくつかありますが、その中でも現在の大学を選んだ理由についても教えていただけますか?

nyantos:
現在の明星大学を選んだ一番の決め手はやはりお金です。価格が安かったのが決め手です。また、小学校の数人の先生にも勧められたのもあります。価格が安くても高くても結局最後に取得する教員免許は同じです。それを考えたら必然的に価格の安いほうを選んでいました。

ガイド:
納得です。

スクーリングってどんなもの?やっぱり教育実習はあるの?次ページでは、知っているようで知らない。「通信制大学」のカリキュラムについて伺います。
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