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資格勉強の新定番!eラーニング活用術(2ページ目)

「資格勉強」の定番と言えば、スクール通学、通信教育が「定番」でしたが、今やこの2つに匹敵する勢いなのが「eラーニング」。その特徴、長所・短所から選び方まで徹底解剖してみましょう。

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

eラーニングの長所・短所

個人でeラーニングを利用して学習する場合の長所・短所を整理しておきましょう。

≪eラーニングの長所≫
●長所1 いつでもどこでも学習できる
リアルタイムの動画配信などは別として、インターネットにつなげるパソコン環境さえあれば、いつでもどこでも学習できるという点はeラーニングのメリットの1つ。忙しくて、スクール通学などの時間が取れないビジネスパーソンにとっては、便利な学習方法だと言えます。

●長所2 比較的安価で学習できる
eラーニングの特筆すべき点は、その価格。テキスト印刷や場所の確保などに費用がかからないeラーニングは、スクールなどの集合学習に比べて安価なものが多いのが特徴です。実際に当サイトの「お小遣いで学べるビジネススキル」シリーズでご紹介している講座のほとんどがeラーニングのもの。スキルアップはしたいけどあまりお金はかけられない・・・という方には嬉しいですね。

●長所3 多彩な機能を利用して学習できる
例えば、問題に解答するとその正誤を示したり、復習するべきページや更に高度なページ、関連情報にジャンプする、学習の進捗・成績をリアルタイムに把握でき、学習履歴の保存が可能、といった機能はウェブを利用しているeラーニングならではです。

●長所4 最新の教材を利用して学習できる
新しい内容のテキストを作成し、印刷するとなるとそれなりの時間がかかりますが、ウェブ上の教材であれば、最新情報への変更はそれほど手間はかかりません。そのためeラーニングの教材には、他の学習方法に比べて、最新の情報が反映されやすいというメリットがあります。

≪eラーニングの短所≫
●短所1 モチベーションの維持が難しい
「いつでもどこでも学習できる」ということは、「この時、この場所でなければ学習できない」という強制力が無いことを意味します。そのため、どうやって学習意欲を保つかがeラーニングを利用する際の大きな課題となるでしょう。

●短所2 講師などとのコミュニケーションが少ない
前述したとおり、eラーニングには掲示板やEメールなどを利用して、講師や他の受講生と双方向のコミュニケーションを取れるものもありますが、それでもスクールなど、その場で直接講師に質問し、回答してもらうリアルタイムのコミュニケーションに比べると不自由さを感じる点は否定できません。
(※ただし、ブロードバンド環境が整備され、カメラやマイクを使用しながらの「ライブ授業」が更に一般化すれば、この点も解消される可能性は大。その場合、「いつでも」というわけにはいかなくなりますが)

●短所3 個人情報が漏れる心配がある
eラーニングでは、受講申込などの手続きもウェブ上で行われるケースがほとんど。インターネットを介した個人情報流出が問題になっている昨今。セキュリティ面は大いに気になるところです。

●短所4 パソコン環境によって学ぶ内容が左右される
もちろん「いつでもどこでも」は、インターネットにつなげるパソコン環境が前提ですが、いくらインターネットにつなぐことができても画像、アニメーション、ビデオなど多彩なコンテンツに対応できるだけの環境が整っていなければ、学べる内容も限られてきます。

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こうやって見ていくと、「いつでもどこでも学べる」「モチベーションの維持が難しい」など、eラーニングと同様「自学自習」が基本の「通信教育」と重なる部分が多いですが、機能面での充実度や今後の発展の可能性を考えると、eラーニングがより魅力的な学習方法であることがわかります。

>>メリット豊富なeラーニングですが、万能ではありません。次ページでは、eラーニングに向くもの・向かないもの、「eラーニング」選びの注意点を解説します!
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