資格・検定/資格アーカイブ

「取ったら終わり」なんてとんでもない 「資格」は取ってからが肝心!(2ページ目)

「仕事に活かす資格」を取りたいなら、取った後のことも忘れてはいけません。「更新制度」がある資格はもちろんのこと、取った後にも勉強を続けてこそ、資格も「活かせる」ものになるのです。

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

更新制度がない資格

一方、「医師」や「教員」免許には、今のところ「更新制度」はありません。一度取ってしまえば終身的に資格ホルダーとして活躍できるわけです。
ただし、これらの資格も専門技術が錆び付けば、専門家としての評判が大きく傷つくこともあります。

たとえば、先日、教科教授能力に欠けている先生が免職処分になったニュースがありましたよね。

更新制度があろうとなかろうと、「資格を活かして仕事をする」ならば、継続的に自分を磨き続ける必要があるのです。

特に、こんな資格をお持ちの方なら、なおさらでしょう。

・法律改正が業務に大きな影響を及ぼす資格
              →社労士、行政書士などの法律系資格
・年々スキルを磨いていかないと専門家としてやっていけない資格
              →進化の早いIT系資格
・仕事や日常で使わないとスキルが錆び付いてしまう資格
              →語学系資格


勉強すべきはむしろ「取った後」

つまり、「資格を取ったら勉強は終わり」ではなく、むしろ資格を取った後の勉強が肝心です。
資格を取った後の勉強法としては、下記のようなものが考えられます。
  
◆資格を取った後の勉強法
勉強会に参加する
セミナー・向上研修に参加する
書籍やネットなどで情報収集


こうした勉強を続けるためには、もちろん時間もお金もかかります。「合格する!」というような明確な目的が無いだけに、意識しないと、何もしないまま、あっという間に月日が経ってしまった、なんてことにもなりかねません。
とにかく大切なのは、「資格試験合格がゴール」ではないことを強く意識することです。

「資格試験合格こそスタート」という気持ちで、ぜひ日ごろのブラッシュアップをお忘れなく!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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