▼『仕事に活かせる』MBAを取るには、どうすればいいか?
「MBAは切り札ではない」と書きましたが、正確に言うと、「MBA『だけ』では切り札として弱い」ということです。
「MBAを取りました。以上。」
ではなくて、たとえば
「会計分野でこれこれこういう経験と資格を有していて、その強みをもっと活かすために、MBAを取りました」
のように、「他の人とは違う特徴」と組み合わせることが、MBAを切り札として活かす道なのです。
▼こうすれば「他の人とは違う」MBAが取れる!
では、実際に『仕事に活かせる』MBAを目指す人はどうしたらいいのでしょう?
まずは、自分の経験分野、得意分野をよく見極めることです。
今後伸ばしていきたいのは、会計なのか、マーケティングなのか、コンサルティングなのか。
自分のこれまでの経験・スキルにMBAを加えることでどんな効果があるのかを考えることです。
その上で、「MBAを取るぞ!」となったら、MBAに関する情報収集をしてみましょう。スクールや社会人のための大学院選びのサイト、情報誌も豊富にありますので、参考にしてください。
=参考リンク=
資格の取り方・キャリアへの活かし方
資格の必要性
また、ビジネススクールにはそれぞれの特徴があります。たとえば、IT分野の経営に強い、人事労務関連ならばここ、という感じです。「会計分野のMBA」を育成するために作られた大学院もあります。
したがって、それらの特徴をよくふまえ、自分自身のキャリアプランとよく照らし合わせて大学選びをする必要があります。
結局、「MBA」といっても、「他のMBAの人と自分はどう違うのか?」という点が十分考慮されていなければ、「単なる学位」に終わってしまうということです。みなさんもじっくり情報収集をして、考えてみてください。
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