今注目の「MOT」とは?
Management of Technologyの略で、「技術者版MBA」とも言われます。もともとはアメリカで始まった、研究・技術開発で必要な経営能力の向上を目指す教育プログラムで、近頃日本でも注目を集めています。


MOTが注目される背景

その背景には「テクノロジー」と「マネジメント」がかみ合わない状況があります。これまでは、「技術」と「マネジメント」は、大学や企業でそれぞれ別に教えられてきました。その結果、高い「技術」は持っていても、経営やマネジメントは苦手、あるいは興味なし、という「技術屋」さんが多くなってしまっているのではないでしょうか。しかし、景気が上向かない中、コスト意識や経営への深慮が不可欠になった今では、技術を学びながら経営的な知識・スキルも吸収できる教育プログラムが求められているということです。

これはすなわち「経営的な視点から技術戦略を考えられるビジネスパーソンが求められている」ということです。

現在アメリカの大学・大学院では、既に200を数えるMOTコースが設置され、年間約1万人の卒業生を輩出しています。
一方、日本でも2003年度から芝浦工業大学大学院に「工学マネジメント研究科」が設置されるなど、今後大学院での研究科設置が進むと思われます。

それでは、次のページで「どんなことを・どこで」学べるのかについてみてみましょう