「おいくつですか?」そんな質問にも慌てないようにしたいですね!
そう、韓国語の会話では年齢の表現は必須! その言い方はもちろんのこと、年齢を尋ねる際の会話例などもおさらいしてみたいですね。
韓国語で「年齢」を言う方法
韓国語の数字には、「일, 이, 삼(イル、イ、サム/いち、に、さん)……」という漢数詞と、「하나, 둘, 셋(ハナ、ドゥル、セッ/ひとつ、ふたつ、みっつ)……」という固有数詞があります。年齢を表すときは、基本的に「固有数詞」が使われます。また、「歳」という単位を表す韓国語は「살(サル)」です。それでは早速、1歳から10歳まで見てみましょう。一つ | 二つ | 三つ | 四つ | 五つ | 六つ | 七つ | 八つ | 九つ | とう | |
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単位が 付かないとき |
하나 | 둘 | 셋 | 넷 | 다섯 | 여섯 | 일곱 | 여덟 | 아홉 | 열 |
ハナ | トゥル | セッ | ネッ | タソッ | ヨソッ | イルゴプ | ヨドル | アホプ | ヨル | |
単位が 付くとき |
한 | 두 | 세 | 네 | 다섯 | 여섯 | 일곱 | 여덟 | 아홉 | 열 |
ハン | トゥ | セ | ネ | タソッ | ヨソッ | イルゴプ | ヨドル | アホプ | ヨル |
お分かりの通り、「ひとつ」の「한(ハン)」に「살(サル)」が付いて、「한 살(ハンサル)」。よって、1歳から10歳までは、한 살(ハンサル), 두 살(トゥサル), 세 살(セサル), 네 살(ネサル), 다섯 살(タソッサル), 여섯 살(ヨソッサル), 일곱 살(イルゴプサル), 여덟 살(ヨドルサル), 아홉 살(アホプサル), 열 살(ヨルサル)となります。
そこで、年齢ですから、もっと大きい数字も当然のことながら登場するわけですね。早速見てみましょう。
11 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100 |
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열하나/열한 | 스물/스무 | 서른 | 마흔 | 쉰 | 예순 | 일흔 | 여든 | 아흔 | 백 |
ヨラナ/ヨラン | スムル/スム | ソルン | マフン | シュイン | イェスン | イルン | ヨドゥン | アフン | ペク |
11は、10の「열」と1の「하나」が付いて「열하나」、12は「열둘」、13は「열셋」……となっていくわけです。もうお分かりですね。21は、20の「스물」と1の「하나」が付いて「스물하나」、22は「스물둘」、23は「스물셋」となっていきます。
そして、「살(サル/歳)」の単位が付くと、「열한 살(ヨランサル/11歳)」、「열두 살(ヨルトゥサル/12歳)」、「열세 살(ヨルセサル/13歳)」……、そして「스물한 살(スムランサル/21歳)」、「스물두 살(スムルトゥサル/22歳)」、「스물세 살(スムルセサル/23歳)」です。20歳は、「스물」の「ㄹ」が脱落して「스무 살(スムサル)」となりますので、注意しましょう。
それでは、ご自身の年齢を言って、できれば書いてみてください。35歳の方は、30の「서른」と5の「다섯」を付けて、「서른다섯 살(ソルンタソッサル)」。48歳の方は、40の「마흔」と8の「여덟」を付けて、「마흔여덟 살(マフンヨドルサル)」。57歳の方は、50の「쉰」と7の「일곱」を付けて、「쉰일곱 살(シュイニルゴプサル)」となりますね。
さてそこで、実は韓国語での年齢の表し方で、会話によく登場する言い方があります。その場合は、上記のような固有数詞は用いないのですよ。
韓国語で年齢を言う方法……漢数詞でも年齢を表せる!
83歳……。大きい数字の場合は、もう一つの言い方にしたほうがラクかもしれません
A: 수미 씨 남편 몇 살이세요?
B: 오십일이요.
(スミシ ナンピョン ミョッサリセヨ?/スミさんの旦那さん、おいくつですか?)
(オシビリヨ/51です)
年齢の高い方には、「세(セ/歳)」と単位を付けた方が丁寧な印象を与えます。
A: 어머님이 나이가 어떻게 되세요?
B: 팔십삼 세예요.
(オモニミ ナイガ オットケ テセヨ?/お母様のお年はおいくつでいらっしゃいますか?)
(パルシプサムセエヨ/83歳です)
そう、漢数詞を使うときは、単位の「歳」も、「세(セ/歳)」と漢字読みをします。
どういったときに人々が会話の中で固有数詞を使うか、漢数詞を使うか、特に決まりはありませんが、40代くらいまでは割と固有数詞が用いられ、数字が大きくなればなるほど、漢数詞を使って話す傾向があるようです。また、ニュースや新聞、公的な文章などでは、漢数詞を使った年齢を使った文章に多く接します。
年齢を尋ねるときに使える韓国語の会話例は、記事「必見!韓国語の「干支」は会話にこう使える」で扱っていますので、参考になさってくださいね。
少なくとも自分の歳や家族の歳は、スラスラ言えるようにたくさん練習しておきましょう。何回も言いますが、数字は練習が命! です。頑張ってください!
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