「새해 복 많이 받으세요!(セヘ ポン マーニ パドゥセヨ/新年明けましておめでとうございます!)」 皆さんは、どんなお正月を過ごされましたか? 「ああ、大人になったなぁ」と思う瞬間、人によっていろいろあると思いますが、私は「お正月って、いいな」と思ったとき、大人になったな、と思いました。あとは、外でお酒を飲んでいて、「お店変えようか」と言ってみたとき(笑)。ともかく、本年もよろしくお願いします!
韓国語で干支はなんて言う?十二支を使った会話をしてみよう
日本と同じく、韓国にも十二支があり、会話にも頻繁に登場します。韓国は儒教精神が根強く、年齢によって言葉遣いを変えたりするため、初対面でも気軽に年齢を聞いたりする文化があります。そこで、この「干支」が大活躍するのです。さてそこで、韓国語で十二支って、どう言ったらいいの? それを使った年齢の聞き方って……。この記事で大公開いたします!
<目次>
干支は韓国語でなんて言う?十二支を言ってみよう!
それでは早速、「ね、うし、とら、う、たつ、み……」の韓国語をご紹介します。- 쥐(チュィ/鼠、子)
- 소(ソ/牛、丑)
- 호랑이(ホランイ/虎、寅)
- 토끼(トキ/うさぎ、卯)
- 용(ヨン/竜、辰)
- 뱀(ペム/蛇、巳)
- 말(マル/馬、午)
- 양(ヤン/羊、未)
- 원숭이(ウォンスンイ/猿、申)
- 닭(タッ/鳥、鶏、酉)
- 개(ケ/犬、戌)
- 돼지(テジ/豚、亥)
※韓国語で「猪(いのしし)」は、「멧돼지」ですが、韓国語の干支では「豚」にあたる「돼지」で表します。
そして、それぞれに「띠(ティ)」をつけると、「○年(どし)」という韓国語になります。例えば、「ねずみどし」は、「쥐띠(チュィティ)」ですね。すべての干支に「띠(ティ)」を付けて、言ってみましょう!
十二支を使って韓国語で年齢を聞いてみよう!
オブラートに包んだような年齢の聞き方って?
「初対面でも年齢をどんどん聞いてOK」な韓国といえども、欧米的考え方の影響などから、ストレートに「何歳?」と聞きにくい、という雰囲気もあることは確かです。ストレートに聞くのは気が引けるけれど、それでもやっぱり相手の歳が気になるとき、大活躍するのが「干支」。ちょっぴりオブラートに包んでこんな聞き方をします。
- 「무슨 띠세요?」
(ムスン ティセヨ?/何どしですか?)
「무슨(ムスン/何の、どんな)」に、「○年」の「띠(ティ)」、それに「~세요?(セヨ/~ですか?)」がついて、その人の干支を尋ねる言い回しになります。結果的には、年齢を聞いていることになるのですが、聞く方も少し聞きやすくなるし、聞かれる方も言いやすい、そんな印象があります。
また、「무슨 띠세요?(ムスン ティセヨ?/何どしですか?)」と聞かれたら、このように答えましょう。
- 「저는 개띠예요」
(チョヌン ケティエヨ/私は戌年です)
※개-犬・戌、띠-年(どし)
すると、「그래요? 우리 동갑이네요(クレヨ? ウリ トンガビネヨ/そうですか? 私達同い年ですね)」、「그래요? 저는 돼지띠예요. 한 살 언니세요.(クレヨ? チョヌン テジティエヨ。ハンサル オンニセヨ/そうですか? 私は亥年です。1歳お姉さんでいらっしゃいますね)」そんな会話が続くでしょう。
ストレートに年齢を聞く韓国語もおさらいしておきましょうね。
- 「나이가 어떻게 되세요?」
(ナイガ オットケ テセヨ/お幾つでいらっしゃいますか?)
- 「몇 년 생이세요?」
(ミョンニョンセンイセヨ/何年生まれでいらっしゃいますか?)
- 「몇 살이세요?」
(ミョッサリセヨ/何歳でいらっしゃいますか?)
いかがでしょう? その国の文化の理解を深めれば深めるほど、どんどん会話のバリエーションがどんどん広がっていきます。楽しいですね。干支を使った年齢の聞き方で、韓国の友達を「あっ」と驚かせてみましょう!
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