韓国語勉強のコツとは

韓国語勉強のコツとは

韓国語……ちょっと気になるなぁ、けど、難しいのかなぁ。長続きするか分からないけど、ちょっと始めてみようかな。そんなふうに、「なんとなく」勉強を始めてみられる方は多いと思います。早速書店に行って、韓国語の本を手に取り、勉強しやすそうなものを買って、ハングル文字からスタート。しかし、覚えなきゃならない文字が多いなぁ、この音とこの音の区別がつかないなぁ……、とだんだん億劫(おっくう)になってしまったりしませんか? 今回はせっかくやる気になった韓国語を続け、陥りやすい失敗を防ぎ、上達するためのヒントをいくつかお届けしたいと思います。
   

韓国語勉強のコツは楽しくこつこつやること!

気楽に、気長に

気楽に、気長に

「さあ、がんばるぞ!」とやる気満々。教材を買ったは良いものの、三日坊主とはこのことか、本にしるしが付いているのは最初の数ページだけ……なんて方はいらっしゃいませんか?

がんばるぞ!と強く思いすぎると、その気持ちが逆にプレッシャーになってしまったり、語学の習得、という極めて地道な作業がまどろっこしく思えてしまい、足が遠のいてしまいがちなのです。さらには、勉強を止めてしまった自分がさらに嫌になり、「どうせ私は長続きしないんだ……」となってしまいます。これではいけません。

独学の場合は、「楽しみながらコツコツと、嫌いにならないこと」が鉄則。一大決心をして始めるよりは、自分に負担のかからないよう、日常生活の一部のようにしてしまうことがコツです。たとえばお仕事のある方は、ランチタイムの15分間、コーヒーを飲みながら。夜、お風呂に入って、化粧水をつけたあとなど、自分にとって、負担にならない時間帯、タイミングが良いでしょう。さらに言うなれば、気分転換のツールとして韓国語を使えるのがベストです。また、主婦の方などは、朝のお掃除&お洗濯が終わった後の楽しみとして、夜子供を寝かしつけて静かになったら、など、日常生活のちょっとしたスパイスとして付き合ってみましょう。

よく聞かれるのが1日の勉強時間。人によっていろんな生活形態があり、勉強できる時間は様々でしょうが、「楽しみながらコツコツと、嫌いにならない」ためには、1日20分~40分くらいでも良いのでは、と私は思います。1週間に一度や二度、「やるぞ!」と、一回何時間も勉強するよりは、日常生活に取り入れ、毎日数十分触れるのが最も良いと思いますよ。
 

覚えられない! といちいち落ち込まない

私は I.K.Bridge韓国語講座という韓国語学校を運営しておりますが、受講生や相談にいらっしゃる皆さんが口を揃えておっしゃるのが、「なかなか覚えられないんです。記憶力が悪いようです」ということ。その気持ち、よく分かります。私も私自身に対し、そう思ったことはありました。韓国語の勉強を始めたころ、分からない単語が出てきたら、辞書で引いてその単語に赤ペンで印をつけておいたのですが、このやり方はお勧めできません! 何度同じ単語を引くことか……。その度に、「また同じ単語を引いちゃった~。あ~、私は記憶力がないんだ。無駄なことばかりしている」と思ったものです。

しかし、安心してください! 人間は物事を忘れるためにできています(笑)。忘れるのは普通のこと。忘れた分、新しいことを吸収しているものです。また、「10個覚えようとしたら、8個忘れる」と聞いたことがあります。それを、「8個も忘れる」のではなく、「2個は覚えられる」と前向きに! 勉強を続けてください。その2個を積み上げていけば良いだけなのですよ。合言葉は、「楽しみながらコツコツと、嫌いにならないこと」ですね。
 

目の前の目標は低く、夢は大きく

その夢は実現可能です!

その夢は実現可能です!

韓流ブームの影響で、韓国のドラマや映画がたくさん日本に入ってくるようになりました。端正な顔立ちの女優さん、俳優さんが発する美しい韓国語を聞いて、韓国語を勉強してみたい! 吹き替えや字幕でなく、好きな俳優さんの生の声をそのまま理解したい! と思われた方はたくさんいらっしゃるでしょう。そこで、韓国語の学習目標を「映画やドラマを字幕なしで観ること」とされることが多いのですが、この目標は、実のところかなりハードルが高いのです。

韓国の勉強を独学で始めました。ハングル文字はクリアーした(すばらしい!)、買った本はなんとか一冊終えた……、けれど、あれ……? ドラマを聞いても、何言ってるかぜんぜん分からない。半年も勉強したのに! やっぱり私には無理なんだ。……こう思ってしまう方がとても多いのですが、映画やドラマを観て、それを十分理解できるようになる語学力というのは相当のものです。当校の受講生の方々とお話をしても、ある韓国人俳優さんのファンミーティング(ファンの集い)に行って、「俳優さんの言っていることがなんとなく分かるようになってきた」とおっしゃるのは、だいたい日本で働きながら韓国語を学んで1年~2年くらいの方です。学習歴1年未満くらいの方は、「ところどころの単語が分かりました」という感じです。

ごめんなさい、そんなものなのです。だから、独学で勉強を始めて半年で韓国ドラマをすべて理解しようだなんて、思わないでくださいね。しかし、誤解しないでください。「韓国映画・ドラマを字幕なしで観る」という目標(夢)は持ち続けてください。これは、誰でも実現可能なものですから。私が言いたいのは、すぐ目の前に置く目標は少し足を上げれば上がれる位のステップの高さにしておいてください、ということです。気長にコツコツと勉強していき、そのときそのときのステップを低めに設定すれば、いつの間にかその目標(夢)には到達します。焦らずにそのときを待ってくださいね。
 

韓国語学習のモチベーション維持の秘訣は、生の会話!

独学の方に特に意識をしていただきたいのが、モチベーションの維持。しかし、語学学校に行って、韓国人の先生やクラスメイトと話をしたりする方とは違い、どうしてもモチベーションが維持しにくいのが現実です。

外国の言葉を学ぶ醍醐味は、やはりその国の人や同じ趣味を持つ人とのコミュニケーション。せっかく勉強したその単語、その表現は、ただ覚えるためだけに勉強したのではなく、韓国の人と話すために勉強したはず。ぜひ使ってみる場所を探してください。日韓交流会や、地域の自治体などで催される外国の方々、留学生との交流会に積極的に参加して、お友達を見つけたりすると良いですね。

また、そういうところに参加するのが面倒だという方もいらっしゃるでしょう。そういう方は、韓国旅行をしてみてはいかがですか? 韓国人はフレンドリーな方が多いので、行く先々、韓国語を一生懸命話そうとする貴方を歓迎してくれると思いますよ。ピンポイントで「日本人と友達になりたがっている韓国人」を探したい場合は、ソウルにある日韓交流カフェに行ってみると良いでしょう。

韓国人は日本語が上手な人が多く、あなたが韓国語を話そうとしても、「日本語で話そう」と言われたりします。そう言われたら「韓国語を勉強しているから、韓国語で話したいです!(한국어를 공부하니까 한국어로 이야기하고 싶어요./ハングゴルル コンブハニカ ハングゴロ イヤギハゴ シッポヨ)」と主張してくださいね。
 

文法中心型学習は、意識的に回避。聞くこと・話すことを念頭に

‘聞く’、‘話す’ことは忘れずに!

‘聞く’、‘話す’ことは忘れずに!

韓国語は日本語と似ているので、独学しやすいといえます。「あ、これは日本語の○○にあたる表現ね」なんて思いながら、学習書をどんどん進めていくこともできます。しかし、この学習法で陥りやすいのが、聞き取りや会話ができなくなること。検定試験は受かり、文法は高度のものを知っていて読み書きはできるのに、残念ながら会話が追いつかないという方はとても多いです。

ある表現を学んだら、学習書に付いているCDを再生して、例文を暗記し、言えるようにしておく。同じものを聞いたらどんな意味か分かり、そして書けるというサイクルで勉強するのが良いです。もちろん、韓国人の友達に聞いてもらうことができれば最高ですね。

いかがでしたか? 今回は独学で韓国語の勉強をがんばられている方へ、学習を維持するコツ、心構えについてご紹介しました。合言葉は、「楽しみながらコツコツと、嫌いにならないこと」でしたね。忘れてもいいんだ、アハハ。くらいに思いながら、気長に韓国語と付き合っていきましょう!

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