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いま受験者数急増中の外国語検定はドレだ!?(3ページ目)

過去記事『いま受験者数急増中の注目資格はコレだ!』の外国語検定版。フランス語やドイツ語、中国語など、英語以外の各種外国語検定の受験者数推移についてまとめてみましたよ。

鈴木 秀明

執筆者:鈴木 秀明

資格ガイド

ロシア語能力検定

20052006200720082009
1級4754424149
2級127109124159166
3級220217247289336
4級186262274317324
受験者数全体計580642687806875

【注】
  • データソース:試験結果(東京ロシア語学院)

  • 2008年度以前は10月に年1回実施。3級・4級は2009年度より年2回実施。春試験は5月、秋試験は10月実施。
ここへきて実は伸びているのが「ロシア語能力検定」。2009年度からちょっと試験の回数が増えたこともあって、ここ数年の受験者数は見事な増加傾向にありますね! とはいえ受験者数規模自体はかなり小さいので(中国語検定の約50分の1……)、まだまだこれからが勝負って感じでしょうかね。今後の動向に要注目です。

インドネシア語技能検定

20052006200720082009
特A級36726
A級7562616269
B級179144132149162
C級379334312353352
D級392372324344358
E級251283240228260
出願者数全体計1,2791,2011,0761,1381,207

【注】
  • データソース:出願者数・合格者数(日本インドネシア語検定協会)

  • 年2回実施。夏試験は7月、冬試験は1月実施。ただし特A級は冬試験のみ実施。

  • 受験者数ではなく出願者数の数値。
インドネシア語技能検定」もなんか増えてますね。おおー。減少を続けていた受験者数が2007年度にいったん底を打ち、以降着々と右肩上がりの曲線を描いています! が、こちらもやはり受験者数規模としてはまだまだ小さく、今後の展開にぜひ注目したい外国語検定ですね。

あとがき

以上、外国語検定の昨今の受験者数推移についてご紹介しましたが、まとめると、どの検定も総じて苦境下にあるという残念な結果に……。ロシア語とインドネシア語に関しては比較的躍進の兆しは見られるものの、受験者数規模自体はまだあまり大きくないので、これからの成長に期待、といったところでしょうか。外国語スキルの需要自体には今後も伸びしろは大いにあると思われるので、引き続き語学分野の資格・検定の動向には目を光らせていきたいところです。ということで今回はこのへんで。ではまた!


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