ビジネス文書検定「霜寒の候」って、何月のこと?
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最初はみんな書けないんですよね |
財団法人実務技能検定協会の主催による試験で、実は前述の「秘書検定」と同じ系列の検定です。ちょっと前の
gooランキングにて
「これって正しいの!? 自信がないビジネスマナーランキング」というのが紹介されていましたが、その堂々第1位が
「ビジネス文書の書き方」。早いうちから鍛えておいて損はないですよ!
【試験情報】受験資格 特に制限なし受験料 3級…2,600円 2級…3,700円 1級…4,900円試験日程 7月、12月受験申込 試験日の3ヶ月~1ヶ月前頃合格基準 「表記技能」「表現技能」「実務技能」それぞれで得点60%以上合格率 3級…約85% 2級…約65% 1級…約40%試験内容としては、
「表記技能」…漢字、手紙の慣用用語、領収書等の書類の作成上の注意など
「表現技能」…ビジネス文書の形式、不適切な文章の修正、グラフの作成など
「実務技能」…ビジネス文書の校正、作成など の3分野に分かれており、ビジネス文書に関する総合的な知識が問われます。ガイド鈴木も、初めて社内文書を作成した際に、さんざん上司に直しを入れられた覚えがありますが(笑)、入社前から勉強してビジネス文書技能を身に付けておけば、きっと上司や先輩からも一目置かれる存在になるのでは。
日本語検定怪しい日本語を使っていませんか?
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意外と解けないもどかしさ |
日本語検定は、2007年に第1回試験が実施されたばかりの、できたてほやほやニューカマー資格。詳細は過去記事
『乱れた日本語、矯正計画!?』でもご紹介させていただきましたが、6月に実施された第1回試験は全国で
2万人以上ものかたが受験されたそうで、いま改めて「日本語」に対する注目度が高まってきていることがひしひしと感じられますね。
【試験情報】受験資格 6級~2級…特に制限なし 1級…2級合格者受験料 6級…1,500円 5級…1,500円 4級…2,000円 3級…3,500円 2級…5,000円 1級…6,000円試験日程 第2回試験:2007年10月27日(土)受験申込 第2回試験:8月1日(水)~9月21日(金)合格基準 級毎に異なる(詳細はこちらを参照)6月の第1回試験は先日ガイド鈴木も受験してまいりまして、なんとか2級に合格できました。敬語、語彙、漢字、ことわざなど、日本語についての知識を総合的に問う試験ですが、「日本語くらい普通に使えるよー」と思っていたつもりでもけっこう解けない問題があったりして、「あぁ自分は意外と日本語が使えていないんだなあ」と思い知らされる試験だと思います。ぜひ社会に出る前に、正しい日本語を身に付けておきましょう。学生さんに限らず、幅広い世代の方々に受験してみてほしい検定試験ですね。おすすめ。
次のページではもうちょっと専門的な分野の資格をば。