世界遺産検定太古の記憶に思いを馳せてみよう
世界に飛び出したくなりますよね |
【試験情報】
って、この検定はこないだ「資格ニューカマーズ!2006年6月」という記事にてご紹介したものなわけですけど、世界遺産って要するに、世界各地の名所史跡っていうか、ある時代の文明の遺跡だとか、過去の文化を今に伝えるもの、ということですので、それらを勉強することで、けっこう世界史や地理を学ぶことにもなるわけなんですね。旅行好きのかたなんかには、普通に興味を持っていただけるのではないかと。
ただ、扱う対象はやっぱり個々の世界遺産単位でっていうことになってしまうため、「歴史の流れ」みたいなのをつかむのはちょっと難しいかもしれませんね。また、今のところ試験が年1回のペースでしか行われていない点も、ちょっとネックといえるかもしれないです。今後、もっと試験実施の規模を拡大していってほしいものだなあと個人的には非常に期待している検定試験です。
アートナビゲーター検定教科書のカラーページにたくさん載ってますよね
古代の壁画から20世紀美術まで |
【試験情報】
歴史のテストで、「○○文化の美術品」とかって、絵の作者や仏像の製作年代など、そんなんいちいち覚えてらっれっかよ的なこと訊く問題って、けっこう出ませんでしたか? てことで、古今東西のいろんな美術品・芸術品についての知識を問う、このアートナビゲーター検定を挙げてみたんですけどね。
でもまあただそれだけではなくって、けっこう絵画とか彫像とかって、過去の実際の出来事とかをテーマとした作品なんかがあったり、「このアーティストはこうした時代背景の中、こういう作品を生み出した」みたいなエピソードがついてたりして、意外とけっこう歴史の勉強にもなったりするんですよね。と、私ガイド鈴木はこれまで3級と2級の試験を受けてきたんですけど、試験勉強をしていてそういうことを思いました。という感じです。
いかがでしたでしょうか。今回の履修不足問題では、「受験対策上の理由」から世界史が遠ざけられてきたという例もあったようですが、実用性のみにとらわれ、「学び」の本質を見失う、なんてことがないようにしていきたいものですよね。って資格マニアのお前が言うなっていう気もしますが(笑)
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