【サイバー試験とは?】
 インターネットの常時接続が普及するにつれて、ネットを通じて遠隔教育を行うイーラーニングが普及しはじめました。それと共に、インターネットを使ってそのまま試験を行ってしまう、「サイバー試験」も行われはじめました。当初はイーラーニングに組み入れられた形で普及していましたが、これをそのまま資格試験に応用する例が出始めたのです。

【CBTとサイバー試験】
 サイバー試験の前の段階は、試験会場で紙と鉛筆を使わずにそのままパソコンに回答を打ち込むCBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)と言えるでしょう。日本の資格試験がCBTを大規模に取り入れ始めるのは、今年あたりからだと思われていました。情報処理試験など、一部の試験ではすでに申込自体をオンラインで行えるものが出始めています。また、色彩検定など、試験の申込書をネットで取り寄せ可能なものも増えています。
 しかし、現実はもっと早く進行しているのです。なんと、公的機関による資格試験のCBT化を待たずに、資格試験をサイバー化する動きが始まったのです!

【主なサイバー試験】
 資格試験関連では、現在わかっているだけで下表に示すようなサイバー試験があります。

試験名 主催団体 受験料
英語コミュニケーション能力判定テスト 教育測定研究所 3,500円
IWW(インターネット・ウェブ・マスター) IWM電子資格認定事務局 15,800円
タイピング技能検定 イータイピング 5,250円
国内・海外旅行地理検定試験 旅行地理検定協会 1,500-2,500円

*試験名をクリックすれば、公式サイトをリンクした該当カテゴリに飛ぶことが出来ます

 こうして見ると、サイバー試験を行っているジャンルは語学・情報処理・旅行など多岐に渡っていますね。ということは、近い将来、分野を問わず資格試験も急激にサイバー試験化するということを示しているのではないでしょうか?

【サイバー試験の受験方法】
 料金の支払いは、クレジットカードを使うのが一般的。SSLを使っているので、セキュリティーは一応安心です。他にも、受験した後で、郵便振替で受験料を払いこむと認定証が送られてくるパターンもあります。
 受験は、ある期日に一斉にネット上で行うものがありますが、それは致し方ないと思います。人によって受験時間がずれたら、後で受験する人は試験問題を入手できることになりますからね。
 ただし、毎回試験問題が変わるため、いつでも申し込んだ時に受験出来る真の意味でのサイバー試験もあります。こっちのパターンの方が今後は増加するのではないかと思います。

【関連記事】
 なんという事でしょう。私がCBTに関する記事を書いたのは、この春ではありませんか!そこでサイバー試験が増加すると予告したのですが、まさかこんなに早く始まるとは!
 詳細は「CBTが大流行の兆し!」をご参照下さい。

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