モネが連作するに足る衝動を与えた建造物と言えば次の目的地、ルーアンの大聖堂唯一つ。お城にも修道院にも心を引き立てられることの無かったモネを動かしたルーアンのノートルダム大聖堂とは・・・。オート・ノルマンディの中心ルーアンは丘の下、遠藤周作のエッセイの題名どおり急な坂を滑り降りたその先に、高い尖塔を持った大聖堂のそびえるルーアンの町並みが広がっています。
次回はどっしりとしたゴシック様式、複雑な彫刻に飾られた大聖堂とノルマンディ風木組みの家々、ジャンヌ・ダルクの処刑地ルーアンです、お楽しみに。
モネ博物館
入館料:35F 但し庭のみは25F 学生(要学生証)25F 7以上～12才未満20F 開場時間:10:00～12:00,14:00～18:00(但し庭は昼休み無し) 開館日:4月1日～10月31日無休
その他ジヴェルニーに関する情報は
「フランス各地の観光スポットを押える」のGiverny and Vernon
モネの足跡をたどる(その1) …サンラザール駅からの旅立ち
モネの足跡をたどる(その2) …パリ、ジヴェルニー：冷笑から名声へ
モネの足跡をたどる(その4) …ルーアン、歴史に彩られた大聖堂の町
モネの足跡をたどる(結び) …エトルタの海岸と印象派のルーツ、ル・アーブル
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。
