フランス生まれの憧れブランドをパリで!老舗・人気ジャンル別に紹介

モンテーニュ

高級店がひしめくモンテーニュ通り

フランスには、日本人が憧れる老舗の一流ブランドが数多く揃っています。昨今では日本でも店舗を持つブランドが少なからずありますが、本場のお店で買い物をすることにより円高や免税のおかげで安く手に入れることができたり、何よりも忘れられない思い出となりますよね。「言葉に自信がない……」という人も、日本人スタッフが対応してくれるところも増えてきているので、是非、本場のブランドショッピングを楽しんで下さい。

パリでは、高級ブランドが集まるエリアがあります。複数のブランドを見て回りたいなら、こちらを拠点にして動くと効率よくショッピングができますよ。
  • 8区のモンテーニュ通り(avenue Montaigne):ルイ・ヴィトン、シャネル、ディオール等
  • 7区のグルネル通り(rue Grenelle):エルメス、イヴ・サンローラン等
  • ボン・マルシェ、プランタン、ギャラリー・ラファイエット等のデパート
それぞれのブランドには歴史や特徴があります。老舗ブランド、人気ブランドの2ジャンルに分けてご紹介していきましょう。

<目次>  

フランス老舗ブランド1 LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン

ヴィトン

日本人人気NO.1ブランド

1821年創業という最も古い歴史を持つブランドの一つ、ルイ・ヴィトン。日本で特に人気のあるブランドであり、ヴィトンの象徴でもあるモノグラムのバッグを町で見かけない日はないといっていいくらい日本国民から愛されています。他にも市松模様のダミエや無地のエピなどのシリーズも根強いファンに支持されています。近年では、日本人アーティスト、村上隆とコラボレーションしたポップなプリントのスカーフやバッグシリーズも話題に。

マドンナやスカーレット・ヨハンソンといった有名歌手や女優を使った広告キャンペーンも、毎シーズン注目の的。

1998年よりクリエイティブ・ディレクターを務めていたマーク・ジェイコブズに代わり、2014年からはバレンシアガのデザイナーであった二コラ・ジェスキエールがクリエイティブ・ディレクターを務めており、店舗はシャンゼリゼ通りに本店を構える他、パリ市内に7店舗を展開しています。

<DATA>
LOUIS VUITTON シャンゼリゼ本店
住所:101, avenue des Champs-Elysees 75008 Paris
TEL:01 53 57 52 00
 
 

フランス老舗ブランド2 HERMES エルメス

エルメス

バーキン、ケリーは入手困難のプレミア商品

1837年、馬具職人ティエリ・エルメスが、バス・デュ・ランパール通り56番地に馬具工房を開いたのがはじまり。馬具からスタートしているブランドなので皮革製品を得意としており、職人の手によって丁寧に作り上げられたバッグや革製品は、希少価値も相まって入手困難なプレミア商品として知られています。

特に女優の名前を冠し、その女優自身も愛用しているというバーキン(ジェーン・バーキン)、ケリー(故モナコ王妃、グレース・ケリー)などの高級バッグは世界中の女性の憧れ。デザインの種類が豊富なシルクのスカーフも人気があり、プレタポルテも展開しています。

2015年秋冬シーズンよりナデージュ・ヴァンへ=シビュルスキーがアーティスティック・ディレクターを務めており、マドレーヌ広場近くのフォーブル・サントノレ通りに店を構える他、パリ市内に2店舗を展開中。

<DATA>
HERMES マドレーヌ店
住所:24, fbg st Honore 75008 Paris
TEL:01 40 17 46 00
 

フランス老舗ブランド3 Cartier カルティエ

カルティエ

カルティエといえば腕時計

1847年ルイ・フランソワ・カルティエが、師匠アドルフ・ピカールからパリのモントルグイユ29番地のジュエリーアトリエを引き継いだことがブランドの始まり。

最初の腕時計タイプの女性用ジュエリーウォッチを製作し、以降、各国の要人の御用達店となります。時計、アクセサリー、ライターが主力商品ですが、ローマ数字の文字盤と四角い形が特徴のタンクウォッチ、ゴールドの3連リングが特に知られています。

15区にビートたけしの展覧会を開催したカルティエ現代美術財団を設立し、アーティストの支援といった企業メセナ活動も盛んに行っているブランドとしても有名。

フランスのみならず世界中の高級宝飾店が集まる場所として知られるヴァンドーム広場に店を構える他、パリ市内に9店舗を展開しています。

<DATA>
Cartier ヴァンドーム広場店
住所:23, place Vendome 75001 Paris
TEL:01 44 55 32 20
 

フランス老舗ブランド4 CHANEL シャネル

シャネル

黒と白のシンプルな外観はブランドイメージそのまま

1910年に帽子店から始まったシャネル。創業デザイナーであるガブリエル・シャネル(通称ココ・シャネル)は伝記になるほどの伝説的人物で、コルセットから女性を開放したファッションを考案し、社会的にも貢献しました。

オドレイ・トトゥやアナ・ムグラリス主演で映画化もされており、そのドラマチックな一生もまたこのブランドの価値を高めています。ヴァネッサ・パラディと娘リリー・ローズ・デップの親子のキャンペーン起用も話題に。

ツイードの襟なしジャケットとタイトミニのシャネルスーツは、ブランドのエンブレムといえるほどあまりにも有名ですが、その他にもキルティングとゴールドのチェーンが特徴のバッグ「カンボンライン」は、そのドレッシーなデザインからパーティ用としてもセレブに愛されています。ファッションだけでなく品質の高いコスメもファンが多く、「シャネルの5番」という名の香水は、マリリン・モンローが好んでつけていたことでも有名。

1983年からはドイツ人デザイナー、カール・ラガーフェルドがデザイナーを務めており、マドレーヌ広場からほど近いカンボン通りに本店を構える他、パリ市内に11店舗を展開しています。

<DATA>
CHANEL カンボン店
住所:31, rue Cambon 75001 Paris
TEL:01 44 50 66 00
 

フランス老舗ブランド5 Dior ディオール

ディオール

グラマラスなイメージのディオール

クチュリエとして仕事をしていたクリスチャン・ディオールが、独立して自らの店を開いた1947年がブランドの始まりで、過去にはデザイナーにイヴ・サンローランも輩出しています。

2000年から2007年までメンズのデザイナーに就任したエディ・スリマンにより、タイトなラインが特徴のメンズスーツが爆発的な人気を誇り、メンズ・ディオールが世の男性の憧れブランドとして定着します。2016年よりマリア・グラツィア・ キウリがレディース、2018年にはキム・ジョーンズがメンズのそれぞれアーティスティック・ディレクターンに就任。

シャンゼリゼ近くのモンテーニュ通りに店を構える他、パリ市内に20店舗を展開。

<DATA>
Dior モンテーニュ店
住所:30, avenue Montaigne 75008 Paris
TEL:01 40 73 73 73

 

フランス人気ブランド1 Chloé クロエ

クロエ

若い女性の憧れブランド

1952年ギャビー・アギョンにより初のプレタポルテ(既製服)のブランドとしてパリで誕生。歴代のデザイナーにはカール・ラガーフェルドやステラ・マッカートニーなどのビッグネームが名を連ねています。2002年に発売されたハンドバッグ「パディントン」が爆発的人気となり、以来日本でも憧れブランドとして定着しています。

セカンドラインのシー・バイ・クロエは、特に若い女性に人気のおしゃれなカジュアルブランドとしての地位を確立。パリでは、シャンゼリゼ近くのモンテーニュ通りに店を構える他、プランタン、ギャラリー・ラファイエット、ル・ボンマルシェといったデパートにも出店しています。

<DATA>
Chloé モンテーニュ店
住所:50, avenue Montaigne 75008 Paris
TEL:01 47 23 00 08
 

フランス人気ブランド2 YSL イヴ・サンローラン

サンローラン

トレンドを意識した靴やバッグが揃う

パリのオートクチュール学校で学んでいたサンローランは、在学中にクリスチャン・ディオールと出会いアシスタントに就任、ディオールの死後ブランドを引き継ぎます。その後、1961年にピエール・ベルジェと共同でイヴ・サンローランのオートクチュールブランドを設立、1966年にはプレタポルテブランド、イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュを誕生させます。

フランスの女優カトリーヌ・ドヌーヴが映画「昼顔」で衣装で着用したり、コレクションでランウェイに立ったりと関係が深く、モンドリアンの絵をモチーフにした「モンドリアンルック」も記憶に新しい。最近では、大きめの平らな形をしたバッグシリーズ、ミューズがヨーロッパを中心にブレイクしました。

2001年から2004年にかけて就任したアメリカ人デザイナー、トム・フォードによりセンセーショナルで挑発的なブランドイメージの革新に成功、リヴ・ゴーシュのコレクションは毎シーズン注目の的となりました。2012年よりブランド名を「サンローラン」に変更し、2016年からはアンソニー・ヴァカレロがクリエイティブ・ディレクターに就任しています。

2019年現在は、6区のサン・シュルピス教会広場の他、パリ市内に13店舗を構えます。

<DATA>
YSL サン・シュルピス店
住所:6, place Saint Sulpice 75006 Paris
TEL:01 43 29 43 0 0
 

フランス人気ブランド3 GIVENCHY ジバンシー

ジバンシー

カッコイイ女性を目指すならジバンシー

1952年、クチュリエであったユベール・ド・ジバンシーがパリで独立したことにより始まったブランド、ジバンシー。その直後の女優オードリー・ヘプバーンとの出会いによりインスピレーションを得て共に成長し、ヘプバーンの代表作「サブリナ」「ティファニーで朝食を」「パリの恋人」などで衣装を担当。特に「シャレード」の衣装は60年代ファションの決定版ともいえ、おしゃれ映画の金字塔として現在でもたびたびファッション誌で紹介されています。

過去には2010年3月に急逝したイギリス人デザイナー、アレクサンダー・マックイーンもデザインを担当していましたが、2017年からはクレア・ワイト・ケラーが全てのコレクションのアーティスティック・ディレクターを務めています。

2008年にメンズからレディース、アクセサリーまで揃うフラッグシップがサントノレ通りにオープンした他、パリ市内に6店舗を展開。

<DATA>
GIVENCHY サントノレ店
住所:28, rue Faubourg st Honoré 75008 Paris
TEL:01 42 68 31 00
 

フランス人気ブランド4 CELINE セリーヌ

セリーヌ

コンサバなイメージのセリーヌ

1945年、セリーヌ・ヴィビアナが夫とともにパリで子供靴店をオープンしたのがブランドの始まり。良家の子女に好まれそうな、上質な素材を使った上品かつ機能的なデザインが特徴。代表的な商品として横長のトート仕様のブギーバッグがあり、種類豊富な素材とテキスタイルで定番人気となっています。

映画「トーマス・クラウン・アフェアー」で主人公の女性が来ていた衣装を担当、それまでのクラシックなブランドイメージから、モダンで強く凛とした新しいイメージを生み出すことに成功しました。

2018年より、ディオール・オムやサンローランを手がけたエディ・スリマンがクリエイティブ・ディレクターに就任しています。パリ市内に9店舗を展開。

<DATA>
CELINE モンテーニュ店
住所:53, avenue Montaigne 75008 Paris
TEL:01 40 70 07 03
 

フランス人気ブランド5 APC ア・ペ・セ

APC

シンプル&シックな外観が目印

日本人デザイナーの入江末男氏と「イリエ」を共同設立したジャン・トゥイトゥにより1987年創業されたブランドで、ブランド名は、「アトリエ・ド・プロデュクション・エ・ド・クレアシオン(生産と創造のアトリエ)」の頭文字をとっています。

モノトーンを中心にベーシックかつ確かな縫製の質の高い日常着が特徴。最近では、鮮やかな色のアイテムやチェック、花柄などのプリントも充実。良質なコットンを使ったカジュアルライン、マドラスも人気です。現在パリに15店舗を構えています。

2008年には、パリの中心地にAPEという幼稚園も開園。「人の役に立つ、有意義なことを」というジャンの発案から始まったプロジェクトで、その個性的な内容も話題となっています。今後もこのブランドの動きから目が離せません。

<DATA>
A.P.C. マレ店
住所:112, rue Vieille du Temple 75003 Paris
TEL:01 42 78 18 02
他パリ市内に15店舗

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