自分を知る!
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さらに、旅先での突然の出来事に対して、自分ならどう対応するだろうか? ということを考えて、イメージしておきましょう。人は突然の初めての出来事に対しては、なかなか上手に行動できないものです。しかし、事前にイメージトレーニングしておくと、何も考えていないよりは、スムースに行動できる可能性が高くなります。
高額宝くじが当たったらどうしよう? といった楽しいことならいくらでも想像できるでしょうが、いやなこと、危険なこと、被害に遭うようなことは、想像したくもないかもしれません。しかし、イメージするだけならダメージはありません。それよりも、実際に起きたときにうまく対応できる可能性を高めるために役立つのですから、大いに想像力を働かせましょう。
まずは、渡航先で多発している犯罪被害の事例を知ることです。そして、そうした被害事例の状況を自分の場合に置き換えてみて、自分ならどうするだろうか? と想像してみるのです。
渡航先を事前にチェックする!
さまざまな旅行ガイドがありますので、できれば数種類のものに目を通しておきましょう。観光地や行ってみたいお店、お土産の情報などだけでなく、必ず現地の「危険・安全情報」をチェックしておくことです。特に、必見サイトとしては、外務省海外安全ホームページがあげられます。渡航先別に最新情報をチェックしてみましょう。その他、信頼のおけるサイトで現地の危険やトラブルの情報などにも目を通しておくと、どんな事件が起きているのかがよく分かります。日本(外国)人旅行者をターゲットとした犯罪は、国や都市によって、また被害者の男女別、年代別など、さまざまな違いがあります。また共通した手口による事件も起きています。自分と同じ性別、年代などで起きた事例は自分にも起こりうると考えて、その場面を想像してみましょう。
たとえば、こんなときに自分ならどうするだろうかと具体的に想像してみるのです。場所、時間、状況など、ドラマを観るように、自分を主人公にしてイメージしてみましょう。具体的な被害の事例を→次ページで! さらにもっと危ない事例、女性の強姦被害についての記事もご覧ください。